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洋楽オタクがKPOPを聴く その③〜EXOの超次元ボーカルライン〜


 こんばんは。最近はほぼけーぽしか聞いていないです宜しくお願いします。他のアーティストも追っているので随時書いていきます。次書くなられべかなーままむも最近ハマってるんですけどね。アルバムでは書けないから曲を絞って書いていくスタイルにしようと思います。

 はい、てこで今回もEXO。EXO単推し説がワイの中でにわかに沸いていますがそんなの関係ねえ。今回は曲についてではなくEXO最大の魅力(だと僕が思っている)であるメインボーカルについて書いていこうと思います。今回語っていくのは3人、ベッキョンとチェンとD.O.(以後ディオ)です。グループの激つよボーカルワークを担っている奴らです。けどこの人たち、全く違うタイプのボーカルなんですよね。EXO初心者の方もガチの方も楽しんでくださいね。

①やっぱお前だな、ベッキョン

名称未設定のコピーのコピー

 まずはベッキョン、勝手にグループのセンター的存在だと思っちゃってるんですけど実際どうなんでしょうか。いややっぱりこの人いてこそのEXOってところはありますよね、バイアスでしょうかこれは。
 EXO聞いたことないって人でも結構すぐ耳につく、聞き分けができる声だと思います。特徴は…なんていうんだろうか…2日ぐらいずっと形容できる言葉を探してたんですけど見つからないですね、”ベッキョンの声”です。つまりは唯一無二なんですよこの声、かといって突飛な声かと言ったらそうでもない。実際に聞いてもらった方が早いですよね、ソロでも活動していたりするのでそっち聴くのが早いとは思うんですけど今回のテーマは『EXOのメインボーカル』なので。EXOのディズコグラフィーから選曲していきます。
https://youtu.be/VatHIJh4O0M   
 個人的にベクといったらもうこの曲なんですよね、ディオも相当いいですけどやっぱりベクの曲。別にこういうサウンドがベクの十八番ってわけじゃないですよ、この人はなんでもできます。
https://youtu.be/9AQv1GIytK0 
 この曲だとチェンディオとの比較が簡単。やっぱり特徴のある声ですね、なんだろ、声の抜けていく位置がちがうのか?基本高めの声だけど抜けがめちゃくちゃいい訳ではないし…かといって篭ってる声でもない、もうこれはベッキョンでしかないんだよなーただのベッキョン。
 特徴のある声だけど曲が強いわけでなくどんな曲にも合う、これだけでもかなりポイントは高いんですけどベクがグループの中心である一番の要因は”どの音域でもどんな曲調でも声の特徴が消えない”ってところかなと思っています。これがチェンとディオにはないところ。EXOの曲は中音域から高音域までが大半、ハイトーンも頻出、曲調ももちろん様々です。それぞれのメンバーがそれぞれの声を持っているんですけどやっぱり得意な音域とか曲調があるんですよね。それがベクにはない、どの曲でもベクなんですよ。ベクとしてフィットさせてくるから決して浮くことはないのに個性は消えない、こういう声ってグループの強みになるんですよね。この声を聞けば(あ、EXOだ)ってなる感じ。そういう声の持ち主がオールラウンダーでしかもめちゃくちゃ歌がうまいというのはグループにとって得でしかない。しかもディオとチェンの正反対の歌唱にもしっかり寄り添えるつなぎとしても大活躍。グループの顔であり中継地点でもある、はい、以上です。

②化物、チェン

名称未設定のデザイン

 EXO知らないあなたのために簡潔に説明しますがこの人はやばい人です。人か化物かと聞かれたら化物と答えるし、人かバイオリンかと聞かれたらバイオリンと答えます。EXO知らない人から「グループの中で一番歌上手い人は誰?」って聞かれたら僕はチェンと答えます、もしEXOオタクから聞かれた場合はメイン3人の名前を挙げますが。三者三様なので。
 チェンはとにかく高音域!一回聞けばわかる、とーにかくハイトーンがやべえ!こんな声出るやつなかなかいない!その声帯どうなってんだ!そしてこのくっきりとした歌唱が時たま非常にファンキー。EXOの曲の幅を広げてくれてるのはこのおかげってのもある。
https://youtu.be/wYHUEmXz71s
 これの6:42からだけ見ればいいです、この前のベクもすごいですけど。チェン…お前弦楽器だったのか…エレキギターのパートやぞその音域…。喉がおかしい、体内にアンプでも積んでんのか??しかもハイトーンの音域が一番チェンらしい声が出てるってところも怖いところ。全然細く弱くならないのマジで不思議。どの曲聴いても基本的にチェンのハイトーンは聴けるので好きなやつ聴いてみてくださいはい。しかし彼のやばいところはハイトーンだけにあらず。
https://youtu.be/_A3gC03XIMI
 2:13からのパート、いやあマジですか。このパート聴いたときホントにゾワゾワってなった、もうこんなん稲川淳二やんチェンか稲川淳二かって聞かれたら稲川淳二やん、はい。このグルーヴ感よ、ここまでくっきり出せるのはチェンしかいない。マイケルジャクソンなのか?ファンキーだったりグルーヴィな曲が多いからこそチェンのこのグルーヴ感が必要になってくるんですよね、彼がいなかったらダレる曲はかなりあると思う。ベクとは違って得意分野での活躍が半端ない、チェンとためのパートが常に用意されている感じ。

③隠れ歌唱力お化け、ディオ

ぢお

 アグレッシブに歌ってくるベクとチェンに隠れがちだけどやばやばな男ディオの登場です。最近この人のヤバさに気がつきました。チェンが張り上げる天才ならディオは引きの天才なんですよね、なのであまり目立たないけどフレーズのディティールがとても繊細でエモーショナル、そして安定感からくる力強さもある。発声のアプローチもグルーヴ感もベクチェンと全く違うからライブとか見ると面白い。脱力省エネモードのように見えて使ってる息の量は最大級です。それを何食わぬ顔で完璧にコントロールするから怖いんですこの人。

 もうこの出だしだけで勝ちやろ。え??なにこれ、こんな力抜いた歌唱でこんな魅力的なことある??地声辺りの音域できれいに響く声を出すのって実は難しいんですよね、より体を振動させなきゃいけないから。そしてそしてフレーズの終わりの切なさがエモーショナルっ!!ああっ、もうっ。こういうミドルテンポで尚且つ優しいプロダクションだともうディオの土俵になってしまうんですよね、どすこいどすこい。さらにR&Bテイストにも強い、チェンみたいにあからさまには出してこないけど確実に彼の中にグルーヴが存在していますね。
https://youtu.be/Ei8YAD3leZg 
 いやーーやっぱベクとチェンに耳がいくけどディオやばいんだよな…二人に比べて高音の息の含みが多い上にチェンとは違って音をパキっとリズムにはめないけどリズム感は失わない感じとかもうDOPE。他のメンバーが全く出せてない後ろに引きずる感じというか、もったい(もったいっていう?)ニュアンスが出てる。低音中音域の声もめちゃくちゃ響きがあってセクシーっすね。ディオを楽しみたい方は是非3rdアルバムを聴いてください。いろんなディオを楽しんでいただけるので。”Lucky One”からの”Monster”の流れではアップテンポだろうとダークな曲だろうとブレずにクールにこなしちゃうディオを楽しんでいただけます。

 さてさてこんな感じでございますがいかがでしょうか。まだまだ日が浅いもんで掘り下げて記載できませんでしたがまとめにはなったでしょ。上等上等。ばいばーい。

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