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ウェールズ留学 Conwayで渡英初のFish&Chips🐟

2022年9月8日

この日は1日フィールドトリップでConwayへ!

バンガーからConwayまではバスで40分ほど。
Conwayに入るときに吊り橋が見えるのですが、まるで中世にタイムスリップしているみたいな風景。

気分はカリオストロの城🏰テンションあがります!

Conwayは、Conway城と城壁で囲まれた街。まるでミニ鎖国。エドワード1世がウェールズの領地を奪い、イングランド人とウェールズ人を隔てるために城壁が作られました。

城壁を作ったのは、ウェールズ人の反乱が起こらないようにするためでもあり、役人が毎日この城壁の上からConwayの外を監視していたのかな~とか思ったり。

こんな感じで授業ではイングランドとウェールズのバチバチの歴史を沢山学んでいます。

先生からは「あなたたちはイギリスに留学に来たのではなく、ウェールズに来たんですよ。周りにもウェールズに行ったと言ってね」と念押しされました(笑)

それではConwayの中へ!

どこいく〜?って話しているところです

最初に行ったのは【The Smallest House in Great Britain】

めっちゃちっちゃい家。
住んでいたのは漁師さんみたいです。小人の家みたいで可愛かった。ギネスかなんかに乗った1番小さい家らしいです。

次に行ったのは【Plas Mawr】
ここでは授業の課題のクイズを解きながら探索。よくわからない問題もあるのでボランティアの女性に質問して答えを教えてもらって楽ちんしました(笑)

楽ちんではなく熱心なのです

印象的だったのはヴィクトリア女王が泊まる部屋の壁紙や天井にまで、女王のための装飾が施されていたこと。真っ白な壁に真っ赤なバラの装飾など、パキッとした色の壁画が描かれていて、いままで見た英国の建築物とは少し違った雰囲気でした。

ここでもいろんな歴史を見て回ったわけですが、もう脳もキャパオーバー。お皿のこと、キッチンのこと、ビールの作りかたやヴィクトリア女王についてボランティアの女性からたくさん教えてもらったけど、覚えていることと言えば、建物の中の階段が急だったことくらい。

まるで丁寧な暮らし

ボランティアの女性には申し訳ないけれど沢山お話しできてすごく楽しかったことはよく覚えています。つたない英語もしっかり目を見て聞いてくれて感謝。

各地にある観光場所や公共の場所はボランティアによって運営されているところが多かったです。地域愛なのかな、こんな感じで地域とつながりをもって貢献して生活できるって素敵。

お昼ご飯までちょっと早いので時間つぶしに探索

チョコレートのお店【Baravelli’s】を見つけたので入ってみました。口髭のおしゃれなおじさまが営んでいました。

イースターエッグやいろんな置物が綺麗だな〜と思った全部チョコレートとのこと!もちろん商品のチョコレートも綺麗。

ただ私は連日のハイカロリー食事に胃を持っていかれていたので甘いものが喉を通らず断念。

代わりに店主さんとお話。トロフィーなどが沢山あったのでコンペ出ているんですか~?みたいなことを聞いた記憶が。賞などガンガンとっているお店でした。舌が肥えたらまた食べに来ます。

いい時間になったのでお昼ご飯に。
なんとこの日は英国に渡って初めてのFish&Chipsを食べました!

お店は【The Archway】
学校の先生が教えてくれたお店なので入店したら続々と他の留学仲間が。店内は日本人のほうが多くなりました。観光で来ていた老夫婦に「ここにいる人はみんなあなたのお友達?」と聞かれるほど日本人が過多。

ここで頼んだのは、フィッシュアンドチップスと付け合わせのパンとドリンクがついたセットメニュー。超お得!

CODとかHADDOCKとか、フィッシュの種類があるらしいですね。どっちもタラらしいです。違いは多分分からない(笑)

人気メニューを教えてくれたり、オーダーをしっかり聞いてくれて、店員さんもいい人。

手のひらより大きいフィッシュと大量のチップス
お紅茶をいれるお姉様

お昼を食べ終わったら、Conway城に行きます。

ここもカナーヴォン城(先週フィールドトリップで行った世界遺産のお城。ぜひその日のnoteも見てください✨)と似ていて塔と城壁からできている大きなお城。

塔に登ったり城壁を散歩したりしてフラフラ。シンプルに観光ですね。留学じゃなかったら来なかったところだけど来てみるとたくさんの魅力発見💡

お向かいの塔からみた私たち
お姉様方と。休憩シーン

お城も見終わったのでまた街に戻ります。

【Seibiant】という紅茶屋さんを見つけたので見てみることに。中に入ると世界のお茶が沢山置いてありました。お店の奥ではお抹茶体験ができるとのこと。店主の女性はお茶の勉強をしに日本に訪れたことがあるらしく、日本の地名で盛り上がりました。

時間が余ったのでお城の城壁だけでなく、街の城壁も一周することに。思ったよりも高くて狭い!急な坂になっていたりグニャグニャした城壁でした。手すりなどもあるのでしっかり安全ですよ

上り坂〜
下り坂〜 
まさか〜
この後行き止まりなので階段でおります
城壁から見たコンウィの街

バスの集合前に友達が気になっていたというパン屋さん【Issac Simeon Artisan Patisserie】へ。パン屋さんだと思っていたらケーキ屋さんということが判明。きれいなケーキもあってどれも美味しそう。

バルセロナ出身だという店主の男性に「留学で何を学んでいるの?」と。英語を学んでいるというと、外国語学校の生徒だと思われちゃった。

違うよ~というと、じゃあ何しに来ているんだ?って不思議そうにするので、「Holiday!」と言ったら納得していました(笑)

日本からしたら普通の学生が語学留学って当たり前だけど、海外からしたらわざわざ英語を学びに留学するって少ないのかな?

ここではクロワッサンを購入🥐「croissant」って発音難しいですよね。

バスに戻る途中で小雨が降りました。よくあることなので慣れてきました。

友達がウェールズの旗を買ってた〜修学旅行みたいでかわい~。

我が物顔ですが借りたウェールズフラッグ🏴󠁧󠁢󠁷󠁬󠁳󠁿

今日の学校は終了。帰り道にスーパーによってちょっとお買い物して家に帰ります。ところが、スーパーの近くのバス停で待っていたら帰りのバスの停留所じゃありませんでした(´;ω;`)

しかもそれに気づいたのも地元の女性に声をかけられたから。

「○○行きのバスってもう出た?」と聞かれ、「来てないですよ」と答え、女性のバスは何時に来るのかな~とバス停の時刻表を見たら、私の乗るバスがリストにのっていませんでした。

「えぇ⁉」ってしっかり日本語で驚き、「私たちのバスは来ないらしい(笑)」といって近くのバス停に移動。女性は苦笑い。そりゃそうだ。

バス停とは特に関係ない写真

そして、去年の9月8日はエリザベス女王がお亡くなりになった日。

キッチンでホストマザーとルームメイトのAちゃんとラジオを聞きながらゆっくりしていたら、ホストマザーが「今ラジオで女王が亡くなったって」と言い出して、へ!?と。

ラジオの音を大きくして聞くと、やっぱり女王が亡くなったとのこと。突然の訃報にどう声をかけたらいいかわかりませんでした。

ホストマザーはため息をついて冷蔵庫からビールを一本持ってベランダに。きっといろんな思いがあると思うので、今日はそっとしておこうと私たちも
部屋に戻って勉強や明日の授業の準備をしました。

約70年間女王として活躍されたエリザベス女王。きっとバンガーに留学していなければ日本でテレビの前でぼーっと見ていたと思います。

すごいタイミングでウェールズにいて、現地の人の反応や新聞、ニュースの様子を見れて、貴重な体験でした。エリザベス女王はとても愛されていたのだということも実感しました。

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