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イラスト奥域の表現に必要な事〜空気遠近法と密度〜

こんにちはTaidaiです(*´-`)


今日は僕の様な風景イラストが好きな方に
とにかく大事な空間の奥域の話をさせて頂きます。

あくまで僕はこういう風に
解釈してましたよ! そうすると楽でした!
っていう記事です( ˘ω˘ )

イラスト始めたけど訳わからなくなってる人には特にオススメd( ̄  ̄)

では始めに。

空気遠近法

「空気遠近法て何なん?」と言われたら何と答えます?
遠景は透明度を下げる?
奥のもの程、灰色になる?

僕の場合はこれです↓

空気遠近法は遠くにある物程
明度差が無くなる技法。

こう解釈すると楽だと思います
この明度差は空との明暗差やコントラストの事。


では何故、遠くのもの程
空との明度差が無くなるのか。

それは、空気が詰まってるから。

以下に続きます

密度について

空気が詰まっている
丨丨
密度が濃い


逆に言えば、
手前程、空気が詰まっていないと言うこと
それはそれはハッキリとモチーフが見えます。

空気一っぱい

密度が濃いと言うことは
チリとかホコリとか空気中の
色んなものがギュッと詰まっている訳です。

なので、遠くの山とかは
灰色がかった色味をしています。


パースで言うところの
収束点に近ければ近い程
空の明度になっていくと考えて良いと思います。
(空がある絵であればの話)

チリも詰めれば山をも隠す、、(p_-)

光の拡散と空気の色

「空気にも色があります!」
「ん?)^o^(」

本でこの事を知った時は謎でした。
空気にも色があるんです。
全然透明じゃないんですね。

それは
光×物で反射出来る色がその物体の色。

と捉えれば楽かもです。
木は茶色!じゃなくて
木が茶色なのは、木の材質が茶色を反射するから。

光が当たらないと物も色を反射出来ないので
僕等も色情報を受け取れない。

画像2

それで夜に外灯や月など光の届かない場所では
色情報のないモノクロの風景となるわけです。

で、肝心な空気の色
これは別記事に反射光をテーマに書きたいんですが

夜景が綺麗な場所の遠景で空気中の色に注視した事ってありますか?
夜だから黒に近い灰色! ではなく。
黒に近い黄色だったり赤だったり、青だったりするんです。

それは街の灯りを空気中の水蒸気だったりが
反射してそういった色に見せてる。
と僕は思っています。

引くほど絵が上手い人が
湿気や気温といった空気中にまで気を配るのは
こういった空間の反射を絵に落とし込もうとしてるからと思われます。

さて今日はこんな感じで終わりに。
何か参考になったら幸いですー( ˘ω˘ )



バイバイー( ˘ω˘ )



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