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千葉の古民家に体験移住!田舎暮らしを体験してみて見えてきたこと

田舎暮らしをしてみたい! ・・・そう思いながら、いきなり知らない土地や生活にシフトチェンジするのはハードルが高いもの。

ここはやはり実際に体験するのが一番! 「今のあなたに合った暮らし」をサポートする「たくす」では、まさに移住を検討中のご家族に、田舎暮らしのモニター体験の場をご用意。体験をしてみての率直な感想や今後について、お話を伺いました。

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移住体験、してみようと思ったきっかけは?

今回の移住体験をしたのはこちらのご家族。

■宮之原ご家族
旦那様
奥様
息子さん(小学校1年生)
息子さん(2歳)

■移住先に求める条件
・田舎の自然豊かな場所でゆったり暮らしたい
・お子様が虫が好きなので、生活の中での自然からの学び

現在、品川区のマンションにお住まいの宮之原様ご家族は、2年以内に移住を検討中。

奥様が青年海外協力隊でニカラグアに滞在した際に旦那様に出会い、結婚。4年前に奥様のお仕事の関係で日本に帰国し、暮らしていたのですが・・・

「やっぱり日本の生活って大変だなというのがあって。東京だからかもしれないですけれど。なんというか、息苦しさがあるんですよ(笑)」

今回のお試し移住先の古民家

その後、奥様が会社員から個人事業主となりリモートワークになったことをきっかけに、「都内以外でもいいかな」と移住を検討し始めた宮之原家。自然溢れる環境という希望にピッタリだった千葉県市原市にある古民家暮らし体験に、トライすることに。

「家賃がもったいないから」住み替え予定で現在の住まいを購入

奥様(左)と旦那様(右)

「遊牧民みたいに暮らしたくって」と笑顔で話す、自由な生き方が素敵な奥様。元から定住する意向はなく、今お住まいのマンションもいずれ手放す想定で購入しました。

「都内って家賃もそれなりにするじゃないですか。だからもったいないなと考えて、買ってみました(笑)」

現在マンション価格は高騰傾向なので、今売れば利益が出る見込み。初めての購入のため、売却するか賃貸に出すかは考えどころですが、資産をもつことが間違いなくこれからの人生のステージを後押ししてくれたまさに成功ケースです。

実際に暮らしてみてわかった田舎暮らしへの気づき

では実際に田舎で暮らしてみて、理想とのフィット感はどうだったのか。良いところも気になるところも率直に教えていただきました。

まずはいいところから!

よかった点①自然が身近に

家の前の庭で虫を発見! これはバッタかな?


生き物と触れ合うのが大好きな男の子二人。東京ではお住まいの側にある、しながわ区民公園が子どもたちのいつもの遊び場。虫やカナヘビなど生き物も多い公園ですが、すぐそばを首都高が走る立地なだけに、四方を山に囲まれたこの環境とはまったく別世界だそう。

庭にはカマキリやコオロギ、バッタ、カエルまで、生き物がいっぱい

「​​子どもたちは、自然からの方が学びがたくさんある。自然って毎日違うじゃないですか。今日は虫が多いなとか少ないなとか、1ヶ月後には何の虫が出てきているとか。変化があるから、直近(まぢか)でいるからこそ感じられるものがある

子どもたちの教育面でも、都会では得難いメリットがありそうです。

よかった点②涼しくて快適

風通しの良い日本家屋

取材したのは、8月も半ば。毎日のように熱中症への注意喚起がされる東京に比べて、「空気が澄んでいて蒸し暑さがない」。自然が多く、アスファルトの照り返しがない事が涼しさに貢献していそうです。

家の周りの地面は土なので、温度が上がりすぎない

「夕方4時過ぎに、散歩していて『暑い、早く帰ろう』っていうのがなくて。道路沿いを子ども達と虫とか生き物を探しながらずっと歩いたり・・・こういうのがいいなって、すごく思いました」

よかった点③星が綺麗

「環境的にはすごくいいです。星がとっても綺麗。こんなに星っていっぱいあるんだって思いました。夜も虫の声を聞きながら、朝も夜も・・・癒しがいっぱいありました」

旦那様は、自然の風景を撮影するのが趣味だそう。カメラもレンズも何台も保有している本格派。この短い滞在期間には、たくさん撮影したくなるものに出会えたそう。取材時にも、とても嬉しそうに、美しい星空やカエルや蜘蛛、植物の上の水滴などの写真を見せてくれました。

都会では見落としがちな小さな美しさを写真に収める


続いて、移住する前に検討が必要そうだと気づいた点について。

要検討ポイント①東京は便利!

「今回ここに住んでみて、東京の生活ってとても便利なんだなっていうのを思いました。普段は車を持っていなくても困らない。コンビニもスーパーもすぐ近くにある。市原市は、飲食店も少なくて、初日に探して行ったらどこも閉まっていて、全滅で・・・結局夕方の5時とかになってしまったということがありました」


地元で採れた野菜が安く売っているかと期待していたところ、今回は少し違っていたよう。一方でこちらのエリアでは、タイミングがあえば近くの農家さんが野菜をたくさん分けてくれるなど、地方ならではの嬉しいエピソードもあるそう。
ローカルだからこその地域差を楽しみつつ、現実的な出費がどれくらいになるかは事前に知っておいた方が良さそうです。

要検討ポイント②お友達など繋がりづくりは工夫が必要

まだまだお母さんに甘えたい年頃

ご近所さんとの繋がりにも、ひと工夫が必要そうです。実は移住を考えた理由の一つに、旦那様が気にしていた都会ならではの人との距離感がありました。

「日本に住んでみたら、『東京は人が冷たい』って。人とのつながりが薄い、自分の母国と全然違う。それが寂しいんですよね。でも今回田舎に住んでみて、(これまで)家を転々としているから、逆にその状態で人との繋がりをつくるというのも、それはそれで大変だな、というのは思いました」

また、子どもたちのお友達関係も、お母さんとしては気になるところ。通学先は小中一貫校にバスで通うことになり、全校生徒でも130人ほど。

「子どもに言われたのが、『お友達がいなくてつまんない』って。夫婦二人ならこういうところでいいと思うんです。でも例えば夏休みになったりしたときに、家の近所に誰も遊ぶ友達がいないとかわいそうだなっていうのを思って・・・自然がいっぱいあるからいいけど、(自然を遊び相手とするにも)限界があるので」

とっても仲の良い兄弟。とはいえ、やっぱり他にお友達も欲しいよね・・

とはいえ、ここをプラス方向に考えているのが奥様。「こういうところに住むなら、カフェなどの飲食店を自分でやったりして人が来てくれる場を自分たちで作っちゃった方が楽しいんだろうな」と前向きに楽しむ方向の案もあるようです。ポジティブさとアイデアは、田舎暮らしの必須スキルかもしれません。

今後は? 田舎暮らしは実現なるか・・・?

縁側で4人揃って。次の暮らしは一体どんな土地で始まることになるのでしょうか。


最後に、今回の体験移住を通して、今後の予定について聞いてみました。

「何年後にこう、というのは全然考えてないです。でも日本に帰ってきて4年、今の家での暮らしがもう3年なんですよね。だからそろそろ動きたい気分(笑)」

学校をどうするか、引っ越し先の家をどうするかとか、具体的に考えていかないといけないけれど、それはまだまだ全然できてない、と話す宮之原様。旦那様の出身地も選択肢に入れて、幅広く検討していくよう。
広い家と周りの庭で元気に遊び回るお子様たちを見ながら、次に行くなら海と山がある場所がいいかなと、楽しそうに話してくれました。

田舎暮らしや移住、まずはどこから始めれば良い?

この広さや明るさ、開放感は、都会のマンション暮らしでは
なかなか得難いもの

都会を離れて地方での暮らしに憧れる・・・そう思っていても、なかなか行動には移しづらいもの。
購入した自宅にお住まいの方であれば、なおさらですよね。

  • 住宅ローンの残債は?

  • 次の家の準備資金は?

  • 移住先のエリアはどこにするのか?


・・・などなど、考えることの多さに、知らず知らずの内に諦めている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

丁寧にヒアリングし、ご希望条件に合わせてシミュレーションします(※写真はイメージです)

今の家を手放して新しい土地でのまっさらな新生活は、金銭面も生活面でもリスクが伴います。そこで、今の住まいを「売らずに貸す」ことで、移住を叶えようというのが東急コミュニティーのサービス「たくす」です。

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