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7/26 本人の娘さん

彼女の機嫌は変わりやすい。
子どもなら誰でもあることなので、基本的には「またか」とやり過ごす。
だけど、一点だけ注意していることがある。

ちゃんと聞く。

たいてい大人から見ればくだらない理由なんだけど、「どうしたの?」「なんでそう思ったの?」「どうしたかったの?」ということに関してはキチンと聞く。
その上で、こうしたかったのかな。こう思ったのかな。と代弁しながら寄り添う。

それはどの子にもそうする。
誰の味方もしないし、みんなの味方にもなる。

ちょっと難しいな。
誰が悪いって結論は出さない。かな。

とはいえ、3人もいればいろんなことが起きる。

真ん中の子は、娘さんと年子なので、彼が娘さんと学校をつなぐ役割をすることが多い。
プリントを持ってきたりね。
彼は、娘さんが大好きなので娘さんの役に立つことをするのは嬉しいし、頼られるのも嬉しい。
不思議と(当たり前かもしれないけど)自分も休みたいとは言わない。

ただ、登下校で娘さんとおしゃべりしながら行けないのが寂しいと話す。

なんてできた子だ。
親の顔がみたい。

そんなできた子だけど、宿題だけはやらない。
よほど気分が乗れば一緒にやるけど、そんなの月に何度かしかない。基本やらない。

私の立場だけでいうならば、やりたくないならやらなきゃいい。やらされてやったものなんて残らないし、嫌な思いするだけなのでやらなくてもいいと思ってる。

だけど、現実はそうはいかない。

理由は2つ。
彼はスポ少に入っていて、スポ少大好き人間なのだ。
そのスポ少の規則に、宿題は必ず終わらせるということが書いてある。宿題やらないやつはスポ少もやらなくていいと。
まぁ、そりゃそうだ。

そしてもうひとつ。
学習習慣は繰り返すことで身につく。
ある程度大きくなったなら、宿題やらない云々は本人の責任だけど、まだ小学生、しかも低学年となればやはり親の見守りというか、環境を整えるということは必要だと思う。

いつだってやりたくないことはある。だけど、避け続けることはできなくて、いつかそのやりたくないことと向き合わなければならない時が来る。大人になればそんなことばっかりだ。
だから、そういった時のために踏ん張れる体力はつけておかねばならない。

やってみてダメならしかたないけど、やってみるという姿勢は作ってあげないといけないし、それは繰り返し教えてあげることで身につく。それを成長してから使うかどうかは本人次第だけど。

そんな2つの理由から、宿題はやれと話しているが、まぁ、伝わらない。

この連休も全くやらないので、娘さんに頼んで見てもらった。
彼の宿題が終わらなければ遊びに行ってはならないと、連帯責任のようなことを押し付けた。

娘さんが遊びに行ってしまうと、彼も飛び出していくので、そうなったら帰ってこない。だから、終わるまで待ってくれと。

そしたら娘さんが、彼の宿題を見てくれたらしい。
うーん。
学力的にはすでに抜かされているので、教えることは不可能なんだけど、たぶんそばにいてあげたのかな。そしたら彼は喜んで頑張ったんだと思う。

子どもが複数いる場合、宿題をさせるって難しい。
娘はすでに宿題を諦めているから、宿題そのものがないし、息子は宿題があるからやらなければならないし。
宿題やりなさいって言っても「お姉ちゃんはやってないじゃん」って言われると返す言葉がなくなる。
彼はそんなこと言ったことないけど、態度はそういってる。

目下、そこが私の悩みだなー。

最後までお読みいただきありがとうございます。プラクーチェの活動を知っていただく機会となったら嬉しいです。