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わたしとこども

3人の子どもをワンオペで育てているのですが、3人三様で、まぁ色が違いすぎる。

どこもそうだと思うので、そんなことに嘆くヒマもないくらい毎日バタバタ。

どの子も可愛くて愛しい存在なので、彼らのためなら頑張れると思ってる。

11月下旬から長女の学校への行き渋りが始まった。突然のことで、何が原因かもわからないし、最初の理由も思い出せないくらい、ふわ〜っと始まった。

1日行って、翌日はなんだかんだ理由をつけてなかなか家を出ない。

「行きたくないのか」という問いに対しては「行きたい」と。行きたいと言いながら泣く。叫ぶ。でも行動が伴わない。「無理せず休んだら?」の問いにも「嫌だ、行きたい」と泣く。

行くといいながら玄関を出られなかったり、集合場所手前で戻ってきてしまったり。

学校からも何度も呼び出され、対策を立てたが、何をしてもダメ。校長、教頭、担任、SCのチームを組んで取り組んでいただいているので、そんなことをしていただけるのは小規模ならではだと思うし、素直にありがたい。クラスのお友だちや保護者の方にもご協力いただいたり、励ましていただいて、本当に本当にありがたい。

2学期中は行けたり行けなかったりを繰り返していたものの、3学期に入ってからは1度も行けてない。いわゆる不登校に昇格。

ただ、毎日集合場所へは行く。手前で戻ってきてしまう日もあるし、家を出られない日もある。本人は変わらず行きたい。毎日宿題をして、音読も自主学習も、担任との交換日記も欠かさずこなす。でも、行けない。

最初のうちは、学校も子どもを一人にしないでくださいとか、1日何度も電話をかけてきて状況確認したりとか、週に1度は親が学校に呼び出されたり。子ども中心で、腫れ物に触るように、とにかく大事に大事に。

でも私はどこか納得いかなくてモヤモヤ。

学校には行った方がいいというのが基本スタンス。行けるなら行った方がいい。だけど、行けないなら無理して行かなくてもいいと思っている。そのかわり、行かなければお友だちとの関係も崩れてしまうし、勉強も遅れるし、ますます行きにくくなるし、行かない選択をする人はまだまだマイナーなので偏見もあるし、心ない言葉が聞こえてきたり、辛い思いをしたりといったリスクを噛み砕いて話した。その上で、行かないという選択をするなら私はそれに従うし、出来る限りのことはする。

風当たりは強かった。それでも、彼女が少しずつ変化しているので、私はそれを見守りたいと思っている。まわりが思う「彼女によかれと思って」(この場合は、学校の無断家庭訪問や、強制登校、お友だちに家まで迎えに行ってもらう等)してくれることは、時として私たち家族を深く傷つけるし、彼女の前向きな想いを潰してしまう。

とはいえ、彼女にばかり注力するわけにもいかない。仕事にも支障が出てくるし、一緒になって引きこもっていてもお互いに鬱々としてくる。だから、私は私の仕事を優先しようと思う。彼女が休むなら休めばいい。そのかわり、家事もさせるし、可能な限り仕事にも連れて行く。他の子どもたちの行事にも連れて行く。それを条件にした。もちろん強制はできないので、時には実家に頼んで預かってもらったり、仕事をセーブしたりする必要が出てくるけど、お互い全部を我慢すると精神衛生上よくない。

だから、今後、私の仕事にはおそらく彼女がついて回るし、それによってご迷惑をおかけしたりするかもしれない。どれくらい不登校が続くのかわからないし、仕事についていきたくないと取り乱すかもしれない。でも今は彼女に仕事をする姿も、彼女に寄り添う姿も丸ごと見せたい。裏表なく彼女を愛しているし、誰かに対して、彼女を恥ずかしいとか後ろめたいとか隠したいとか思ってないことを見せたいな。

それが今のわたしとこどもの関係。

最後までお読みいただきありがとうございます。プラクーチェの活動を知っていただく機会となったら嬉しいです。