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TCKファミリー、子どもにどう話す?

移動が決まった時、悩むのは子どもに
「いつ」「どうやって」話すか。

私もこれは悩みましたが、
10歳の息子にはすぐ!
それはもう文字通り、私が聞いた翌日に話しました。

というのも、それまでに
そろそろ移動があるということ、
国はまだわからないこと、
そんなことをこの1年は
話しながら過ごしてきました。

実は、東京に決まる1週間前には、
タイに残る可能性が高いと言われていて、
その前には、日本
さらにその前には、他国へスライド
と、私ですら
「もう!決まったら教えてよ」という感じ。
息子共々ざわざわする日々を
過ごしていたからです。

なので、ストレートに
「日本に引っ越すことが決まりました」
と伝えました。

反応は、「わかった」のみ。

でも、まだ引越し時期を検討、交渉中であること、
なるべく学年末まで残れるようにするつもりであること
できるだけ希望が叶えられるようにすること
を伝えました。

「引っ越す」という言葉を使うのは私のこだわり。
子どもたちにとっては、日本は「帰る」国ではないからです。

見た目は日本人、日本語も流暢すぎるくらい流暢、
でも、日本で育ったならば誰もが
知っているようなことはきっと知らない。
そして、知らない人がいるということを
周りはわからないから。
TCKにとっては、パスポート国への移動が
一番タフなのです。

伝える時期を悩んだのは、実は4歳の娘の方。
今すぐに彼女に言ってもちょっと先の未来のことは
きっと処理できないし、
そしてその頃、絶賛初恋中♡の娘に
好きな子と離れ離れになってしまうことを伝えるのが
とても心苦しくて・・・
夫が日本に帰るその前後に伝えようと決めました。

かかった日数:辞令からおよそ1日

次は、学校はどうする?


<後日談>
夫が日本に帰ったその日に、
「私たちも日本にお引越しするんだよ」 というと、
「何月?」 「6月だよ」 「わかったー!」と。
時々、「それでいつタイに帰ってくるの?」
と聞かれてます。
彼女がこの事を理解するのは、
日本での生活が始まってからかもれません。





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