fumi @ 海外転勤する家族の子どもnote

海外転勤する家族の子育て専門家 | 元タイ駐在約13年→現:日本→次:海外予定 | …

fumi @ 海外転勤する家族の子どもnote

海外転勤する家族の子育て専門家 | 元タイ駐在約13年→現:日本→次:海外予定 | 日日夫婦 | 息子と娘 海外で育つ子ども(=サードカルチャーキッズ:TCK)を育てるマインドやエピソード、私のこと | 日本語教育学修士、元会議コーディネーター

マガジン

  • 転がる母に苔は生えない

    異文化の中を転がりながら、危険を回避したり、すり抜けたり、たまに大きな岩にぶつかってダメージ受けたり。それでもなお転がり続ける海外転勤族の母による、母たちのための学べるエッセイ。

  • TCKファミリーのnew life, new journey

    サードカルチャーキッズ(TCK)、それは親の仕事に伴って海外移動する子どもたち。 タイで生まれ育った10歳の息子、4歳の娘、タイで13年過ごした私たち日本人親の、日本での新生活に向けた新たなる挑戦。 日本に住むのが挑戦?! そう、それはものすごいタフな挑戦。 日本へ引越すまでの、奮闘、葛藤、戸惑い、喜び、悲しみ 泣いて笑って、また立ち向かう そんな勇気の出る奮闘記(になる予定)です。 リアルタイムでお届け!

  • 私と海外育ちの子どもたち

    海外で育つ子どもを育てながら、自分の気づきや経験をエッセイで綴っています

  • ほぼ日エッセイ

    毎日の気づきや想いをエッセイに。海外での子育てからの発見や新しいアイディアを送ります。ほぼ毎日更新目指して、ほぼ日エッセイ。

最近の記事

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お仕事実績/ご依頼について(2024. 10. 30更新)

はじめまして。多文化多言語子育てライターの子安 芙美です。 2011年よりタイのバンコクに在住し、2022年より海外での子育てや海外で育つ子ども(サードカルチャーキッズ)についてSNSで発信、講座登壇やTCKpodcastのナビゲーター、Webライターをしております。 こちらのnoteには、これまでのお仕事実績とお仕事依頼についてまとめましたので、ぜひご覧くださいませ。 自己紹介大学時代から、副専攻として日本語教師を目指し勉強を始め、さらにその道を極めるために大学院進学

    • 《転がる母に苔は生えないvol. 26》個別セッションご感想 - 日日家族駐在、1ヶ国目編

      10月から個別セッションを開始して、 11名の方とお話ししました。 今日から数回に分けて、 皆さまの感想をご紹介していきます! TCK/言語教育セッションと 銘打っていても、来てくださる方は 一人として同じ状況の方はいない。 ざっくりと家族を分類すると、 ・国際結婚の方 ・日日家族で駐在の方 ・日日家族で移住の方 在外期間も様々 ・1〜3年 ・3〜7年 ・7〜10年 ・10年オーバー また在住国もスタイルもいろいろ ・1ヶ国目 ・2ヶ国以上 ・スライドで転々

      • 《転がる母に苔は生えないvol. 25》両端から削られたえんぴつ

        小学生の頃、 両方から削られたえんぴつが苦手だった。 青と赤が両端に付いているえんぴつとか。 両方から削ったら、 命が削られるとか言わなかった?笑 信じていたのか、 今ではよくわからないけど、 なんか怖い感じがしていた。 我が家には 両端が削られているえんぴつが よく転がっている。 最初にやりだしたのは息子の方。 タイで通っていたインターは ペンを使用していたから (ボールペン推奨、試験はボールペンなので。) えんぴつはあまり使わなかったのだけど、 何本かは持っていて、

        • 《転がる母に苔は生えないvol. 24》おばあちゃんの共感

          今、娘が通っている幼稚園で、 すごーーく仲良くしているお友達がいる。 寝ても覚めてもその子。 いっぱい喧嘩もしちゃうけど、 怒った顔で見つめ合っていると 吹き出して笑って仲直り。 二人とも活発で、 背格好も似ている。 そして偶然同じ服を持っていたりする。 その子は時々 おばあちゃんが迎えに来るんだけど、 おばあちゃんがとても溌剌としていて、 気持ちのいいおばあちゃん。 お迎えの時間が一緒になった時、 公園で少し遊びたいと 二人に懇願されてご一緒した。 すると、おばあち

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        お仕事実績/ご依頼について(2024. 10. 30更新)

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        • 転がる母に苔は生えない
          25本
        • TCKファミリーのnew life, new journey
          7本
        • 私と海外育ちの子どもたち
          12本
        • ほぼ日エッセイ
          6本

        記事

          《転がる母に苔は生えないvol. 23》普通の子

          週末に息子の運動会があった。 運動会を経て思ったのは やっぱり普通の子どもなんだなっていうこと。 当たり前なんだけどね。 特殊な生き方をしてきたけど 日本で育った子と同じように 運動会は楽しみたい。 運動会の演技も一生懸命やりたいし、 応援も団体競技も、 本当は嫌いなかけっこだって 勝てたら嬉しい。 運動会の日はお弁当で、 教室にレジャーシートをひいて 好きな友達と食べたら楽しかったし、 みんなが話していた定番のお弁当が何か 分からなかったけど、 ボクはハンバーグが良かっ

          《転がる母に苔は生えないvol. 23》普通の子

          《転がる母に苔は生えないvol. 22》キミはまるでカメレオン

          自主秋休みを取り、休息した息子は、 今週は元気に学校に行った。 長引かなかったのは、 私たちがすぐ動いたことと、 息子の勇気かな、と 思ったりしている。 まず、すぐ異変に気づいた。 そして、彼が話してくれた。 迷わず、休養を取る選択をした。 それから、先生と話をした。 そして、彼の気持ちに沿った形で登校した。 一つだけ、楽しかったことを見つけて ママに教えてと言ったら、 ちゃんと見つけてきてくれた。 少し休んで、 また力を養った彼は、 再び抗える力がついた。 毎日繰り

          《転がる母に苔は生えないvol. 22》キミはまるでカメレオン

          《転がる母に苔は生えないvol. 21》勝手に期待、勝手に失望

          息子が大泣きした夜に発した、 忘れられない一言がある。 「いっそのこと、  日本語なんて話せなきゃ良かった」 これがどういう意味かわかりますか? もし、日本語が話せなかったら、 わからなくても指摘されないし、 もし、日本語がわからなければ、 指示を聞き直しても呆れられないし、 もし、日本語を知らなければ、 日本人として知っていることを期待されない。 これは、サードカルチャーキッズの話の中で、 よく言われることだけど、 分かっていても 実際に子どもから言われると、

          《転がる母に苔は生えないvol. 21》勝手に期待、勝手に失望

          《転がる母に苔は生えないvol. 20》母の揺れる想い

          先週から今週にかけて、 個別セッションウィークをしている。 十数名の方と会っているのだけど、 私はとっても楽しい時間を過ごしている。 あと数名で先行申込してくださった方々との セッションが終わってしまうのが寂しい。 嬉しいことに、「私と話したかった」 と言ってくださる方や 「息子くんのファンです!」 と言ってくださる方もいて、 恥ずかしいような、でも嬉しいような。 大変ありがたいことです。 十数名にお会いしても、 全員状況が全く違い、 海外渡航歴やお子さんの年齢、 居住国

          《転がる母に苔は生えないvol. 20》母の揺れる想い

          《転がる母に苔は生えないvol. 19》聴く&問うトレーニング

          バンコクにいた時の講座でも、 日頃もらうメッセージでも、 先週からの個別セッションでも、 よく聞かれることは、 「本帰国(移動)の際の準備は何ですか?」 私がお答えすることは、

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          《転がる母に苔は生えないvol. 19》聴く&問うトレーニング

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          《転がる母に苔は生えないvol. 18》否定されない場所

          3日ぶりに息子が学校に行った。 お休み中の3日間、 何をしていたかというと、 特に何もしなかった。 たまたま私が個別セッションウィーク 開催中だったこともあり、 家でゆっくりしていた。 ドラマを観たり、アニメを観たり、 ゲームをしたり、YouTubeを観たり。 二日目には、 私と夫で担任に話しに行った。 今、息子はどんなことを感じていて、 どんなことを不安に思っていて、 その原因はこういうことでって。 だから、こんな解決法をしてくださいね、って。 それから、この海外移動す

          《転がる母に苔は生えないvol. 18》否定されない場所

          《転がる母に苔は生えないvol. 17》そのマウントの向こう側

          息子がある日ポロっと言った。 「どうしてみんなマウントを取りたがるんだろう。」 日本の小学生経験者なら きっと一度は遭遇 または言ったことがあるアレ。 「オレ、100m、9秒で走れるー!」 「えー、私、8.9秒!」 「私だって200m全力で走れるしー」 「オレなんか、1000m走れるー」 ってやつ。 あー、あったね。そういうの。 「あれさ、  いや、みんな走れるしって思うんだよね。」 「ねぇ、それどんな顔で聞いてるの?」 と聞いたら、 百面相を見せてくれた。笑 「露

          《転がる母に苔は生えないvol. 17》そのマウントの向こう側

          《転がる母に苔は生えないvol. 16》決めてもうだうだ

          自分で決めたこと、 自分で決めたことなんだけど、 うだうだしちゃうことってありませんか。 私はあります。 あんまりないけど、時々ね。 「あーこうだったらもっとよかったな」 「やっぱりあっちにすればよかったな」 ってこと。 私ね、今の日本の家を 3月の引っ越し超繁忙期、 やっと巡りついた家で、 情報が出る前に、 不動産屋さんに紹介してもらって、 5秒で決めたんです。 それまでの 物件争奪戦惨敗の結果、 近所をリサーチして 悩む隙は一瞬たりとも許されない。 即決して申し込み

          《転がる母に苔は生えないvol. 16》決めてもうだうだ

          《転がる母に苔は生えないvol. 15》秋休み、始めました

          今日、息子は 「選択の自由」を遂行し、 学校を休んだ。 2学期が始まって数週間。 自分のできることはやってきたし 十分頑張ってきたんだけど、 ちょっと疲れてしまったみたい。 タイのインターでは 選択の自由があった。 そしてその自由には責任があった。 ランチの選択、取るか取らないか。 トイレに行く選択。 やりたいことに立候補する選択。 やらない選択。

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          《転がる母に苔は生えないvol. 15》秋休み、始めました

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          《転がる母に苔は生えないvol. 14》変化はコントラスト?!

          最近立て続けに、 「本帰国の大変さ」を 話す機会があったので 今日はその話。 日本帰国してから 本帰国済みの友達に会うと、 「どう〜?大変でしょ〜」と 言う話になるのだが、 何が大変か。 その大変さはもう多岐に渡る。 人の数だけあるんじゃないかな。 私の場合、ざっくりと下記の点で 大変だと思っている。 ・日本を離れていた時間が結構長かったので、 システム上変わっていることに 遭遇することが多い 例えば、 電車の路線が伸びていて 終点の地名がわからないとか、 支払い手段

          《転がる母に苔は生えないvol. 14》変化はコントラスト?!

          《転がる母に苔は生えないvol. 13》娘の失われた英語

          日本に帰ってきて3ヶ月。 すっかり英語は忘れてしまったような、娘。 私は日本語優位で育てたいので、 日本語がベースに年齢相当にあり、 英語はインター幼稚園(園児はほとんど日本人) にお任せで、年齢レベルとは言えない。 アルファベットは書けるが、 フォニックスは途中だし、 スペリングはcatとかdog程度。 彼女の幼稚園選びには紆余曲折あった。 息子が卒園した園良かったのだが、 現在では高額すぎる。 息子と同じインター校の園では、 英語が強くなることがわかる。 (日本語を強

          《転がる母に苔は生えないvol. 13》娘の失われた英語

          5歳の娘の英語喪失を悲嘆しない理由

          私が娘の英語喪失について 悲嘆しない理由を3つ書いていきます。

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          5歳の娘の英語喪失を悲嘆しない理由

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