ことばを尽くす
今年、出会った言葉の中で、好きだったもののひとつ。
「ことばを尽くす」
これは、2022年下半期に受講していた、
ランゲージアーツ(Language Arts、言語技術)の
先生が何度も言っていた言葉。
これが、私はとても気に入っていた。
私はことばを尽くして話をしているか
私はことばを尽くして説明をしているか
私はことばを尽くして言葉を使っているか
私はことばを尽くして伝えようとしているか
出来ていないことに反省する日々ではあるが、
この言葉は、私をシャンとさせてくれていた。
では、ランゲージアーツとは一体なんなのか。
定義はとても難しく、シンプルでもある。
私が勉強した、ダーウィン・ランゲージアーツスクールでは、
そこでは、
日本の国語教育ではなく、母語教育である、ということを知った。
(この、母語教育についてもたくさん書きたいことはあるのだが、
それはまた後日。)
私にとってのランゲージアーツとは、
今のところ、こんな風に考えている。
「対人との、感覚のギャップを埋めるコミュニケーションの手段」
普段、海外で育つ子どもたち、サードカルチャーキッズ(TCK)のことで
頭がいっぱいの私は、親子間であっても感覚に頼ったコミュニケーションが
成立しないことを知っている。
日本人の友達とだってそう。
みんなそれぞれの歴史がある。
日本人以外の友達とは、
言葉を使わなければ、絶対伝わらないのだ。
だからこそ
ことばを尽くして相手に伝えたい。
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