見出し画像

【ミャンマー】トースターなし、炊飯器なし、レンジなし!鍋二つでおいしいごはん

ミンガラーバー!(こんにちは!)
ミャンマー拠点の西野由花です。

ミャンマーにはおいしいレストランがたくさんあります。
ミャンマー料理はもちろんですが、
・シンガポール系
・中華
・韓国
・インド
・フレンチ
・イタリアン
・日本

などなど、いろいろな料理が楽しめます!
しかしながら、ヤンゴンではそのようなミャンマー料理以外のお店はなかなかお値段も高く、職場からはタクシーを使っていくことになるため、お金も時間もかかります。
さらに、レストランでお肉や野菜、果物といったバランスの取れた食事をしようと思うとますますコストがかさみます。それでも日本よりはずいぶん安いわけですが。
また、個人的に料理が好きということもあり、ミャンマーでは節約兼趣味のために自炊をしようと渡航前から考えていました。

しかし!ここで問題が起きたのです。

なんと、着いた社宅では料理をする人が誰もいないため、
家にはトースターもレンジも炊飯器もなかったのです!
さらには、冷蔵庫には電源が入っておらず、ただの置物と化していました…。

ここは新天地ミャンマー、そして私は節約したい…
ぽんぽんと炊飯器や電子レンジも買えません(そもそもその時はどこにいけば買えるのかもわかりませんでした…!)

そんな苦難の末、何とか近くの大きなスーパーで最低限の調理器具を買うことだけはできました。

調理器具 in ミャンマー

画像1

買ったのは
包丁、まな板、お鍋、コップ、食器、お玉に菜箸等々です
そして数日後、奇跡的に小鍋とピーラーを日本ショップ(日本の100円ショップの商品が豊富)で購入。
こうして私の鍋二つでの自炊生活inミャンマーがスタートしました。

ミャンマーでの料理

ミャンマーで幸運だったことは、アジアのため日本と同じような食材や調味料がたくさん手に入ることです。特に常夏の国ミャンマーでは、茄子オクラなどの夏野菜が豊富にあります。また、高級スーパーに行けば輸入品コーナーで日本の醤油やカレールーなども買えます!

手に入りにくい日本独特の梅干しやポン酢といったものは日本人向けショップに行けば購入することもできます。反対に、チーズや牛乳などの乳製品、ベーコンやウインナーなどの欧米系(?)肉製品は高価です。

お米はシャン米というのが日本米に一番近いということでこれを購入していますが、中にはにおいがやっぱり違う!という人も…。その場合は約二倍の値段ですが、日本米もスーパーで買うことができます!

また、ミャンマーでは魚や肉がブロックで売っていることが多いので、一週間に一回ほど買い物に行った際にお肉を買い、小分けにして冷凍保存します。

画像2

野菜なども冷凍保存できるほうれん草やネギ、白菜・キャベツ・ピーマンなどを中心に買ってジップロックで冷凍保存しておけば、買い物に行けない時にも野菜不足に悩まず料理でカバーできますよ!

炊飯器はないのですが、お鍋でお米を炊くこともできます。

画像3

ミャンマーに来て始めて鍋でお米を炊いたのですが、意外と早く、ふっくらおいしく炊けます!
少量から炊けるので一人分を炊くにはむしろちょうどいいかもしれません。

ミャンマー料理履歴

では、そんなミャンマーですが、鍋二つでどんな料理を作っているのかというと、先ほど言ったように手早く!美味しく!が中心になるので、煮込み料理が多いです。

例えば王道のカレー

画像4

こちらはまずトマト缶で鶏肉と夏野菜のトマト煮込みを作ったら大量にできてしまったので、そこにカレールーを入れて作ったトマトカレーになります。

水道水が飲めず、ペットボトルの水を料理に使っている身としては、少ない水で深い味の作れるトマトカレーはとても助かります!

画像5

白菜と肉団子と卵豆腐のスープ
ミャンマーの豆腐は少し酸味があって苦手なのですが、卵豆腐はおいしいです!

韓国系スーパーで手に入れためんつゆは、スープなどを優しい味にしたいときに大活躍します。

画像7

お鍋でお米が炊けるなら!と炊き込みご飯にもチャレンジしました。
鶏肉とエリンギにネギやニンジンなどいろいろ具沢山の炊き込みご飯です。

他にもよくつくるのは手軽においしいチャーハンです。スーパーで日本の3倍近い値段で売っている納豆を使った納豆チャーハンはたまの贅沢として、これからも頑張ろう!という気持ちにさせてくれます。

ミャンマーでの出会い!

せっかくミャンマーに来ているので、ミャンマー料理ももちろん楽しみますが、やはり20年以上親しんできた日本食は体にしみわたります。
そんな中、ミャンマーで習ったオクラのオムレツや、ミャンマーではポピュラーなお米の緬を使った自家製ビーフンと、そのビーフンで作った春巻きなど新しい出会いもありました。

そしてこんな大きなかんきつ類にも挑戦!
ポメロという、文旦の仲間らしいですよ。

画像6


こんな感じでなれた味も新しい味も楽しみながら、ミャンマーでの生活を楽しく全力で過ごしています!


東京コンサルティングファーム
【ミャンマー拠点】
西野由花

関連記事 【ミャンマー】西野由花の深い洞察10選 

【新卒から海外なら -東京コンサルティングファーム】


インド、フィリピン、マレーシア、トルコ、インドネシア、ベトナム、バミャンマーで働く11名の喜怒哀楽の物語。 【新卒海外研修】(連載中) http://www.kuno-cpa.co.jp/recruit/shinsotsu-kaigai/