『メモの魔力』を読んで
インドネシア拠点の中村文香です。
「皆さんはメモの魔力という
本をご存知でしょうか?」
SHOWROOMの前田裕二さんという方が作者になります。
毎日は・・・・
私が最近困っていたのが、日頃からアンテナを張り巡らせ、日常から様々なモノゴトに対して、「思考する習慣」をつけることができていないと感じていたことでした。
メモを取るように意識したり、写真や動画で記録を残すようにしたり、
本を読んだら感想文を書くことをマストにしてみたり、色々やってみましたが、続かないし記録が残るだけでイマイチ思考が広がっていかず、行動まで発展しない、、
1冊の課題図書などを読むときには、
構えて、行動まで移せるように移せるようにと考えることができても、
日頃の私の周りで起きた一見小さな出来事たちには思考が進んでいかないのです。
例えば、ちょっと嬉しかったと
心が動いたこと、
新しいプチニュース、
偶然起きてしまった小さなハプニングなどなど、
私の周りでは日々色々なことが起こりますが
今ひとつ、私の中で1回落とし込んで、考え、
さらに行動に移すというところまで来ないなあ、
考える思考クセが常日頃から付いていないなあと感じていました。
メモの魔力
そんなときにこのメモの魔力を読みました。
メモの魔力を読んだことのある方は知っているかと思うのですが、
メモの魔力ではメモの取り方を大きく、
①ファクト
(具体情報を記録する)
②抽象化
(他に転用可能な要素【気づき・背景・法則・特徴など】を抽出し文字に起こしてみる)
③転用
(②をさらに別の何か具体的なものとして文字に起こし、自らの次のアクションに加えてみる)
という3つのフレームワークで構成することを勧めています。
(※詳しく気になる方はぜひ読んでみてください!)
ここで私が気づいたのは、これまで私は、
①のファクトを記録して、
突然③の転用(どのように次に自分のアクションを取るか)部分を
意識しすぎて、思考が広がらず詰まっていたことでした。
③の転用(どのように自分のアクションを取るか)の前に、
②の抽象化というワンクッションを挟まないため、
なかなか思考が広がっていかないのです。
メモを上記のようなフレームワークに沿って実際にやってみると、
以前のメモの取り方とは異なり、どんなに小さなファクトでも、思考を広げてプチ発見が拾えるようになり、次のアクションまでもっていきやすいことに気がつきました。
例えば、非常にシンプルな例だと
①属性に応じた攻撃を仕掛けることで、効果が増大するゲーム
②相手に応じて攻撃を変えることで効果が大きい
③営業でも相手の特徴に応じて話すエピソードや話し方を変えてみる必要がある、
相手の特徴に応じた、自分の行動記録をつけてみても面白いかも
などなど考えられます。
一概に何が正しいとは言えませんが、
上記のようなフレームワークで、メモを取る時間を作ることで、
普段何気なく心が動いたことや、新しくえたプチニュース・出来事に対して、面白かったーだけで通りすぎず、
思考する習慣をつけやすいのではないかと思います。
普段からアンテナを張り、アイデアを得やすくするツールとして、
ちょっと今後も続けていってみようかと思います。
東京コンサルティングファーム
【インドネシア拠点】
中村文香
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