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英語で楽しくおうち時間 ~手話~

イギリスには2種類の手話があります。

1つは耳が不自由な方のためのBritish Sign Language(以下、BSL)と、もう1つはことばや精神の発達に遅れのある人との対話に使うMakaton Signです。Makatonは手話に加えて絵を簡略化したシンボル、さらに発音も同時に行い会話の理解を深め言語発達の手助けをするためものです。

Makaton SignはBSLを元に作られているので、基本的な単語はBSLと同じですがあくまでも言葉の発達を助けるものなので、学習障害がある人でも覚えられるように簡素化して覚えやすくしてあります。なので、BSLを習得している人には少し物足りなさを感じるかもしれませんが、その分第二言語として英語を学ぶ子どもには、とてもわかりやすく英語習得の助けになります。

CBeebies

もはやお馴染みとなりましたBBCの子ども番組からフォニックスです。

その他にもたくさんこちらにあります。

Two Little Hands 

長女が赤ちゃんの時はベビーサインに少し怪しさを感じていた私でしたが、ASLを教えている教室が偶然近所にあり、このレイチェルは耳が不自由な我が子が他の子と不自由なく遊べるようにと、リアが通う保育園のお友達へ配った動画がきっかけでこのDVDを作り始めたという教室の熱き主催者の想いを聞いて本物に出会った喜びから次女と一緒に学び始めました。

英語習得にももちろん役に立ちましたが、言葉がまだ上手に出せない赤ちゃんとASLでコミニュケーションすることにより、子どもの要求を理解することができどれだけ育児のストレスから解放されたかわかりません。

Silly Pizza Song!!!!
FoodがテーマのDVDにあるこの曲は車の中で100回以上リピートさせられた思い出の曲です。

その他にもこちらにあります。

英語のお勉強用もあります。


ここではイギリスのマカトンとアメリカの手話を同時に紹介しました。似ているサインもありますが基本的には違うサインです。お子さんと一緒に見る場合は、お子さんが混乱しないようにどちらかを決めて一つのサインだけを見せることをお勧めします。

日本でもStory-Based Curriculum®の中でASLが使用されています。言葉を聴くだけではなく、目で捉えて、身体を動かし能動的に関わる事で理解を深めを言語習得に非常に役に立ちます。
少し大きめのお子さんだとお子さんの方が先に覚えて、保護者はお子さんから教えてもらうという構図ができるので、えーすごい!マミーの知らないサインをいっぱい知ってるんだね、もっとたくさん教えてね、と褒め称えればこっちのもんです。子どもはせっせと覚えて得意げに教えてくれます。

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