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全日本実業団山口ハーフマラソン

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14日(日)に開催される『全日本実業団山口ハーフマラソン』 大会の見どころや選手のインタビューなど 📺14日(日)午後2時 TBS系列
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男女ともにニューフェイス出現。ルーキーの近藤&𠮷薗が大幅自己新で日本人トップ【全日本実業団ハーフマラソン2023レビュー】

男女ともにニューフェイス出現。ルーキーの近藤&𠮷薗が大幅自己新で日本人トップ【全日本実業団ハーフマラソン2023レビュー】

 男女とも実業団1年目の選手が日本のトップシーンに躍り出た。第51回全日本実業団ハーフマラソンは2月12日、山口市の維新百年記念公園陸上競技場を発着点とする21.0975kmのコースで行われた。
 男子はジョセフ・カランジャ(愛知製鋼・23)が15km付近で集団を抜け出し、1時間00分25秒で優勝した。近藤亮太(三菱重工・23)が7秒差の1時間00分32秒で3位に入り、4位の茂木圭次郞(旭化成・2

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世界レベルの59分30~40秒台も意識する林田。今の状況を克服すれば世界に近づく選手に【全日本実業団ハーフマラソン2023プレビュー⑤】

世界レベルの59分30~40秒台も意識する林田。今の状況を克服すれば世界に近づく選手に【全日本実業団ハーフマラソン2023プレビュー⑤】

 日本記録(1時間00分00秒)更新へ意欲を見せる前回優勝者の林田洋翔(三菱重工・21)だが、不安要素もあるという。第51回全日本実業団ハーフマラソンは2月12日、山口市の維新百年記念公園陸上競技場を発着点とする21.0975kmのコースで行われる。林田に加え、20年大会で2位(日本人トップ)の古賀淳紫(安川電機・26)、トラックで代表歴を持つ佐藤悠基(SGホールディングス・36)、日本選手権10

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千葉大大学院卒業の今江が“1番”に意欲。実業団1年目の急成長の背景は?【全日本実業団ハーフマラソン2023プレビュー④】

千葉大大学院卒業の今江が“1番”に意欲。実業団1年目の急成長の背景は?【全日本実業団ハーフマラソン2023プレビュー④】

 ダークホースに挙げられているのが、自己記録1時間04分20秒の今江勇人(GMOインターネットグループ・25)である。第51回全日本実業団ハーフマラソンは2月12日、山口市の維新百年記念公園陸上競技場を発着点とする21.0975kmのコースで行われる。2連覇のかかる林田洋翔(三菱重工・21)、20年大会で2位(日本人トップ)の古賀淳紫(安川電機・26)、トラックで代表経験がある佐藤悠基(SGホール

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36歳の佐藤悠基が探る新しい勝ちパターン。結果を出せばMGC前のトレーニングに自信【全日本実業団ハーフマラソン2023プレビュー③】

36歳の佐藤悠基が探る新しい勝ちパターン。結果を出せばMGC前のトレーニングに自信【全日本実業団ハーフマラソン2023プレビュー③】

 佐藤悠基(SGホールディングス・36)が、新たな勝ちパターンをハーフマラソンで試す。第51回全日本実業団ハーフマラソンが2月12日、山口市の維新百年記念公園陸上競技場を発着点とする21.0975kmのコースで行われる。2連覇のかかる林田洋翔(三菱重工・21)、20年大会で2位(日本人トップ)の古賀淳紫(安川電機・26)、日本選手権10000mに優勝経験のある大六野秀畝(旭化成・30)、千葉大大学

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女子は本命不在の戦い。前回上位の森と川村、MGC出場権を持つ福良、初マラソンを控えた小井戸らが1時間9分台に意欲【全日本実業団ハーフマラソン2023プレビュー②】

女子は本命不在の戦い。前回上位の森と川村、MGC出場権を持つ福良、初マラソンを控えた小井戸らが1時間9分台に意欲【全日本実業団ハーフマラソン2023プレビュー②】

 第51回全日本実業団ハーフマラソンが2月12日、山口市の維新百年記念公園陸上競技場を発着点とする21.0975kmのコースで行われる。女子は本命不在の戦いになる。昨年は五島莉乃(資生堂・25)が1時間08分03秒の女子単独レース日本新をマークしたが、今年は1時間9分台を目標としている招待3選手をはじめ、1時間10分前後を目標としている選手が多い。
 10月開催のMGC(マラソン・グランドチャンピ

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男子は2連勝に挑む林田が日本記録も視野にMGC出場権を持つ36歳・佐藤、千葉大大学院卒の今江も有力候補【全日本実業団ハーフマラソン2023プレビュー①】

男子は2連勝に挑む林田が日本記録も視野にMGC出場権を持つ36歳・佐藤、千葉大大学院卒の今江も有力候補【全日本実業団ハーフマラソン2023プレビュー①】

 第51回全日本実業団ハーフマラソンが2月12日、山口市の維新百年記念公園陸上競技場を発着点とする21.0975kmのコースで行われる。男子は前回優勝者の林田洋翔(三菱重工・21)が2連覇に挑む。対抗するのは佐藤悠基(SGホールディングス・36)と古賀淳紫(安川電機・26)、MGC(マラソン・グランドチャンピオンシップ。パリ五輪代表3枠のうち2人が決定)出場資格を持つ2人。さらには日本選手権100

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【全日本実業団ハーフマラソン2022レビュー③男子編】

【全日本実業団ハーフマラソン2022レビュー③男子編】

3人が日本歴代8位の激戦を勝ちきった林田の成長

中山、服部、佐藤はマラソンにつながるハーフ

 男子長距離界の縮図ともいえる戦いが展開された。全日本実業団ハーフマラソンは2月13日、山口市の維新百年記念公園陸上競技場を発着点とする21.0975kmのコースで行われ、男子はハーフマラソン2回目の林田洋翔(三菱重工・20)がラスト勝負を制した。1時間00分38秒の日本歴代8位の好タイム、2位の中山顕

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【全日本実業団ハーフマラソン2022レビュー②女子編】

【全日本実業団ハーフマラソン2022レビュー②女子編】

想定以上だった五島の女子単独レース日本新の1時間08分03秒

想定以下だった新谷の1時間10分12秒の5位だったが…

 五島莉乃(資生堂・24)の単独レース日本新と、3週間後にマラソン挑戦を控えた新谷仁美(積水化学・33)のハーフマラソン出場。全日本実業団ハーフマラソンは2月13日、山口市の維新百年記念公園陸上競技場を発着点とする21.0975kmのコースで行われた。女子は五島が最初からハイペ

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【全日本実業団ハーフマラソン2022レビュー①男女日本人1位&新谷コメント】

【全日本実業団ハーフマラソン2022レビュー①男女日本人1位&新谷コメント】

五島は女子単独レース日本最高、林田は日本歴代8位と男女とも好記録誕生

新谷は不本意な5位もレース後にプラス20km走の練習を実施

 話題満載の充実した大会になった。全日本実業団ハーフマラソンは2月13日、山口市の維新百年記念公園陸上競技場を発着点とする21.0975kmのコースで行われた。気温が6.5~7.5度、天候が雨という気象状況だったが、風はほとんどなく好記録が続出した。

 男子はハー

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【全日本実業団ハーフマラソン2022プレビュー⑥新谷仁美前日インタビュー】

【全日本実業団ハーフマラソン2022プレビュー⑥新谷仁美前日インタビュー】

レース前日に記録よりも勝負重視を改めて強調

仕掛けるのは「ラスト5km」か?

 今年の全日本実業団ハーフマラソン(2月13日。山口市開催)で最も注目されているのが新谷仁美(積水化学・33)である。10000mとハーフマラソンの日本記録保持者で東京五輪10000m代表。その新谷が3週間後に自身13年ぶりのマラソン出場(東京マラソン)を決め、そこへのステップとしてハーフマラソンに出場する。

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【全日本実業団ハーフマラソン2022プレビュー⑤Honda】

【全日本実業団ハーフマラソン2022プレビュー⑤Honda】

ニューイヤー駅伝優勝のHondaから区間賞コンビが出場

6区・中山は入社後初ハーフ、7区・土方は東京マラソンへのステップ

 ニューイヤー駅伝に初優勝したHondaからは6区(12.1km)区間賞の中山顕(24)、7区(15.5km)区間賞の土方英和(24)、そしてルーキーで1区(12.3km)を走った川瀬翔矢(23)が出場する。ニューイヤー駅伝では中山がトップを行く三菱重工を逆転し、勝敗を大き

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【全日本実業団ハーフマラソン2022プレビュー④五島莉乃】

【全日本実業団ハーフマラソン2022プレビュー④五島莉乃】

駅伝で五輪選手に連勝中の五島が入社後初ハーフマラソン

東京五輪代表の新谷、安藤に対してどんなレース展開で挑むのか?

 五島莉乃(資生堂・24)が新谷仁美(積水化学・33)と安藤友香(ワコール・27)の東京五輪代表にどう挑むのか。全日本実業団ハーフマラソン(2月13日。山口市開催)女子の一番の見どころだ。五島は中大を卒業して入社2年目の選手。シニアカテゴリーの日本代表経験はないが、昨年11月のク

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【全日本実業団ハーフマラソン2022プレビュー②新谷仁美】

【全日本実業団ハーフマラソン2022プレビュー②新谷仁美】

3週間後の“13年ぶりのマラソン”で記録を出すために

新谷がハーフマラソンで試したいこととは?

 新谷仁美(積水化学・33)が全日本実業団ハーフマラソン(2月13日・山口市開催)に出場する目的は、3週間後の3月6日に東京マラソンへのステップとするためだ。新谷にとっては13年ぶりのフルマラソン。具体的な数字こそ明言していないが、そこで日本記録を出すことを目標としている。高校卒業後の3シーズンで3

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【全日本実業団ハーフマラソン2022プレビュー①女子展望】

【全日本実業団ハーフマラソン2022プレビュー①女子展望】

東京五輪10000m代表だった新谷と安藤がエントリー

世界陸上オレゴン標準記録突破済みの五島と木村が五輪コンビに挑戦

 全日本実業団ハーフマラソンが2月13日、山口市の維新百年記念公園陸上競技場を発着点とする21.0975kmのコースで行われる。女子には新谷仁美(積水化学・33)と安藤友香(ワコール・27)の東京五輪10000m代表コンビが出場する。2人は3月のフルマラソンに出場予定で、そこに

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