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声優コンテストで日本一 夢を追いかける女子高校生の「素顔」

JNN 2018 新春 こどものチカラ 1月8日放送より

全国の中高生が演技力を競い合う声優コンテストで、鳥取県の女子高校生がグランプリに輝きました。普段から努力を欠かさない彼女は、今年の初詣で何を誓ったのでしょうか。

彼女の名前は木村美言さん(16)。その名の通り、美しい言葉を紡ごうと、今、努力を続けています。

鳥取市に住む、木村美言さんは高校1年生。演劇部に執行部、クラスでリーダーシップをとる彼女の夢は「声優」です。

「目標を高く掲げて、強い意志を持って立ち向かっていく強さを持った生徒」(鳥取西高校 演劇部顧問 本庄邦子先生)

そんな木村さん、去年、夢へとつながる第一歩を踏み出しました。声優を目指す若者の登竜門、国際声優コンテスト「声優魂」。全国およそ1500人の応募の中、木村さんが見事、グランプリに輝いたのです。

「夢なんじゃないかという感情を人生で一番味わった日」(木村美言さん)

「今日、学校どうだった?」

「いろいろあったけどな、忘れた」(木村美言さん)

「いつものいくか?」

「いいよ、しゃーないなー」(木村美言さん)

電気スタンドをマイクに見立て、突然、歌いだしました。

「(Q.こうやっていつも歌っているの?)こうやっていつも歌っています」(木村美言さん)

幼いころから人前で表現することが大好きだった木村さん。自宅にいる時間の大半は、歌や演技の練習に費やし、親子で「声優」という目標へ突き進んでいます。

「好きな声優誰ですかと聞かれたときに、私の名前を言ってもらえるような、インパクトのあるマルチな声優を目指している」(木村美言さん)

2018年、元日。新年の誓いを新たに地元の神社へ初詣です。

「自分の願いは自分のチカラでかなえたい。神頼みにはしなかった」(木村美言さん)

そのあと、木村さんが向かったのは、日本一の鳥取砂丘です。

「くよくよしていられない。向かい風にも打ち勝てるよう頑張りたい。挑戦し続ける」(木村美言さん)

「自分の声を届けたい」。声優を目指す女子高校生の挑戦が続きます。