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TBS NEWS 生活・防災

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#専門家会議

39県の緊急事態宣言解除~専門家会議の提言(5月14日)

政府は、新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言について14日、一部の「特定警戒都道府県」を含む39県を解除しました。 ■39県の緊急事態宣言を解除 【継続】 東京、大阪、神奈川、千葉、埼玉、北海道、京都、兵庫 【解除】 愛知、福岡、茨城、石川、岐阜を含む39県 条件付き解除:愛媛 解除の判断を目前にしてクラスターが発生した愛媛県については、クラスターの最初の1人がどういった理由で感染したのかといった調査を徹底的に行うという条件付きの解除となりました。 ■緊急事態宣言の

新型コロナウイルス 専門家会議の提言する「新しい生活様式」とは?

緊急事態宣言が5月31日まで延長され、収束の兆しを見せない新型コロナウイルスの感染拡大。私たちの生活は今後どう変化していくのか、専門家会議で提言されたものをまとめました。 政府の専門家会議は4日、新たな感染者の数が限定的となった地域でも感染拡大を長期的に防ぐための「新しい生活様式」の具体例などを提言としてまとめ、公表しました。その内容を紹介します。 一人ひとりの基本的感染対策 ・人との間隔は、できるだけ2メートル(最低1メートル)空ける ・遊びにいくなら屋内より屋外を選

新型コロナウイルス 専門家会議提言~長丁場の対応を前提とした 新しい生活様式の定着が必要(5月1日)

新型コロナウイルス対策を話し合う政府の専門家会議は5月1日、新たな提言を公表しました。 ■現在の状況分析 ・東京の新たな陽性者は4月9日には250人近くに上っていたが、直近(4月29日、30日など)は100人を下回っていて、減少傾向。しかし、増加する際のカーブ、立ち上がりに比べて減少するスピードはやや緩やか。 ・東京では夜間の接待を伴う飲食店における感染者は激減している。一方で医療機関や福祉施設での施設内感染や家庭内での感染の割合が増えている。 ・4月1日時点での直近

新型コロナウイルス~専門家会議 接触8割減らすにはさらなる努力が必要(4月22日)

緊急事態宣言の発令から2週間が過ぎた22日、政府の専門家会議は新たな提言を出しました。 人と人の接触機会を確実に8割減らす・テレワークを徹底する ・イベントなどについては自粛要請を継続する可能性がある ・引き続き不要不急の外出を自粛 ・3つの密を避けるための取り組み徹底 人との接触を8割減らす10のポイント ①ビデオ通話でオンライン帰省 ②スーパーは1人または少人数ですいている時間に ③ジョギングは少人数で、公園はすいた時間、場所を選ぶ ④待てる買い物は通販で ⑤飲み会

危険なサイン…「孤発例」とは? 専門家会議メンバーに聞く

東京など大都市を中心に確認されている、感染源のたどれない症例「孤発例」。新型コロナウイルス感染症対策の専門家会議メンバー・舘田一博 東邦大学教授は、「非常に危険なサイン」として注意が必要だといいます。 22日に都内で行った、舘田氏へのインタビュー内容をQ&Aで紹介します。 Q:いわゆるクラスター(集団感染)ではなくて、なんだか分からなくてポッと出てくる、感染源がたどれない例が大都市で出てきていますが、これについてはどうお考えでしょうか? A:これは非常に危険なサインです

新型コロナウイルス 感染症対策専門家会議メンバー 吉田医師に聞く

世界中で流行が拡大する新型コロナウイルス。一斉休校やテレワークなど、日本でも自粛ムードが続きますが、先の見えない状況に「コロナ疲れ」の声も…。 いったいいつまで続くのか。今後の見通しや日々の生活で注意することなど、政府の感染症対策専門家会議のメンバーで日本環境感染学会理事長の吉田正樹医師(東京慈恵会医科大学教授)に聞きました。 感染拡大はいつまで続くのかQ:今後の流行の見通しは? A:インフルエンザの場合はたいてい国内でも感染が出てきてから2か月くらいでピークになってそれか

新型コロナウイルス~専門家会議3月9日公表の見解 数か月以上の対応が必要か~

3月9日、新型コロナウイルス対策を検討する専門家会議は「1~2週間が瀬戸際」とした会議から2週間を迎え、新たな見解を公表しました。 現在の状況について 現時点まで、クラスター(集団感染)の発生を比較的早期に発見できている事例も出てきています。急激なペースで感染者数が増加している諸外国と比べて、感染者数の増加のスピードを抑えることにつながっていると判断しています。 2月24日に公表した専門家会議の見解で「今後1~2週間が瀬戸際」としていましたが、3月9日時点での日本の状況

新型コロナウイルス~3月2日公表 専門家会議の新見解・若者へのお願い~

新型コロナウイルス対策の専門家会議は3月2日に会見を行い、現状を分析した見解を公表しました。 軽症者・若者が感染を広めてしまっている可能性 症状の軽い人も、気がつかないうちに感染を広げている可能性があります。なかでも若い世代(10~30代)は、重症化する割合が非常に低いため、感染に気づかず、結果として多くの中高年層に感染を広げていると考えられます。 閉鎖的な空間でクラスター(集団感染)が発生する可能性 これまでに国内で感染が確認された人のうち、重症・軽症に関わらず、約