マガジンのカバー画像

TBS NEWS 生活・防災

121
地震や台風などの災害や防災・減災情報、および気象情報、交通情報、健康など暮らしに役立つ情報を中心に配信します。
運営しているクリエイター

2020年3月の記事一覧

原発「処理水」海へ放出か ”福島産”の安全性は? 漁業者の苦悩

福島第一原発の 敷地に並ぶ無数のタンク、 その数、1000基に上ります。 今、タンクに溜まり続ける 放射性物質を含んだ水を 海に流す案が現実味を帯びています。 ただでさえ 大きな被害を受けた福島の漁師は どう考えているのか。 そして、今、福島の魚には 実際どれぐらいの放射性物質が 残っているのか、 漁業の現場を取材しました。 ***2020年3月11日(水)放送*** 市場に運び込まれるヒラメ、ホウボウ。 すべて福島の海で採れた魚です。 原発事故前に戻りつつあるセリの風

新型コロナウイルス 小池都知事~1人1人が自分自身のことと考えて~(3月25日会見)

3月25日の夜、東京都の小池都知事が緊急記者会見を行いました。「お願いではなく、要請」とした会見のポイントをまとめました。 3つの密 感染者の爆発的な増加(=オーバーシュート)を防ぐために、一人一人が危機意識を持って行動してほしい。3つの密「換気の悪い密閉空間」「多くの人と密集する場所」「近距離での密接した会話」これらの3つの密を避けるような行動をとってほしい。 原則に戻り、しっかりと手洗いやうがい、基本的なことですが改めてお願いしたい。 とにかく動かないで 小

危険なサイン…「孤発例」とは? 専門家会議メンバーに聞く

東京など大都市を中心に確認されている、感染源のたどれない症例「孤発例」。新型コロナウイルス感染症対策の専門家会議メンバー・舘田一博 東邦大学教授は、「非常に危険なサイン」として注意が必要だといいます。 22日に都内で行った、舘田氏へのインタビュー内容をQ&Aで紹介します。 Q:いわゆるクラスター(集団感染)ではなくて、なんだか分からなくてポッと出てくる、感染源がたどれない例が大都市で出てきていますが、これについてはどうお考えでしょうか? A:これは非常に危険なサインです

新型コロナウイルス 感染症対策専門家会議メンバー 吉田医師に聞く

世界中で流行が拡大する新型コロナウイルス。一斉休校やテレワークなど、日本でも自粛ムードが続きますが、先の見えない状況に「コロナ疲れ」の声も…。 いったいいつまで続くのか。今後の見通しや日々の生活で注意することなど、政府の感染症対策専門家会議のメンバーで日本環境感染学会理事長の吉田正樹医師(東京慈恵会医科大学教授)に聞きました。 感染拡大はいつまで続くのかQ:今後の流行の見通しは? A:インフルエンザの場合はたいてい国内でも感染が出てきてから2か月くらいでピークになってそれか

クルーズ船乗船の高山医師が新型コロナウイルスの特徴を報告。“外出自粛要請”は「効果を発揮する可能性がある」

横浜港に停泊するクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に厚生労働省参与として乗船し、対応にあたった高山義浩医師が3月6日、衆院議員会館で勉強会を開き、新型コロナウイルスについて現状の対策やインフルエンザと比べた場合の特徴などを報告しました。 (出席者:高山義浩医師、国光あやの衆院議員) 【以下:高山医師と記者とのやりとり】 Q.勉強会でどのような話をしたのか。高山医師: 新型コロナウイルスについて分かっているエビデンスなどを紹介して、今後の見通しや対応、注意点などをご提案

新型コロナウイルス~マスクの作り方をいくつかご紹介~

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、マスクが手に入りにくい状況になっています。そこで、簡単にできるマスクの作り方をご紹介します。本物のマスクより機能は劣るかもしれませんが、マスクの代用として、ご活用ください。 ******* キッチンペーパーマスク 警視庁の災害対策課がホームページに掲載している、キッチンペーパーマスクです。実際にスタッフが作ってみました。 必要なもの ・キッチンペーパー ・輪ゴム ・ホチキス キッチンペーパーを蛇腹に折る ホチキスで両端に輪ゴムを

イラン議会選挙で見えた“異変” 止まらない新型コロナウイルスの感染拡大

イランで、新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。3月9日の時点で、感染者数は7161人、死者は237人で、日々増え続けている。混乱の始まりともいえる最初の感染者が報告されたのは、2月19日。まさにその時、私はイランの首都テヘランで、国会議員選挙の取材の真っただ中だった―――。 さて、イランをめぐるニュース、ここ最近で思い浮かべるものと言えば・・・ ▼ ホルムズ海峡での、日本のタンカー爆破事件 ▼ イラン核合意をめぐる問題 ▼ アメリカによるイラン革命防衛隊司令官の殺害

新型コロナウイルス~専門家会議3月9日公表の見解 数か月以上の対応が必要か~

3月9日、新型コロナウイルス対策を検討する専門家会議は「1~2週間が瀬戸際」とした会議から2週間を迎え、新たな見解を公表しました。 現在の状況について 現時点まで、クラスター(集団感染)の発生を比較的早期に発見できている事例も出てきています。急激なペースで感染者数が増加している諸外国と比べて、感染者数の増加のスピードを抑えることにつながっていると判断しています。 2月24日に公表した専門家会議の見解で「今後1~2週間が瀬戸際」としていましたが、3月9日時点での日本の状況

雨宮塔子のパリ通信#5 フランスでもマスクや消毒ジェルが売り切れに。新型コロナウイルスとパリジャン

新型コロナウイルス感染拡大を受けて、あのルーブル美術館が休館になった。年金制度改革案に反対する交通ゼネストがフランス史上最長になったついこの間までも、年間1000万人近くが訪れるこの美術館は動じることなく開館し続けていたというのに。 従業員たちが労働法にある「危険作業放棄権」に当たると、開館の是非を議論した結果だそうだが、フランスも遂にここまできたかと正直うすら寒い気持ちになった。 フランス人は本来、ウイルス対策にはユルいところがある。マスクは病人がするもの、という感覚な

新型コロナウイルス~輸血用の血液が足りない~

多くのイベントが自粛されたことで、献血を呼びかける場所が減ってしまったことが理由のひとつです。 6000人分の血液が不足した状態 日本赤十字社によると、1日に1万3000人の協力が必要ですが、先週は約6000人分の血液が通常より不足した状態だったということです。 日本赤十字社はホームページで 「この状況で推移すると、必要な輸血用血液の供給に支障が出てまいります。」 としています。 事前予約を推奨 ・新型コロナウイルスの感染拡大のリスクを避けるため ・必要

新型コロナウイルス 医療現場が抱える不安(news23 2月28日放送)

感染者の増加で“医療崩壊”が懸念される中、重症患者の受け入れ準備を進める名古屋市の医療機関。現場の医師が抱える不安を聞きました。 名古屋大学医学部附属病院。現在、新型コロナウイルスの重症患者を受け入れる体制を整えています。 赤いラインから先は感染者専用のエリアです。 そしてこちらが人工呼吸器がある集中治療室。重症の中でも特に症状が重く、自ら呼吸ができなくなった患者に使われます。 この病院にある集中治療室は28床。このうちの4床を新型コロナウイルスの患者にあてる予定です

新型コロナウイルス~3月2日公表 専門家会議の新見解・若者へのお願い~

新型コロナウイルス対策の専門家会議は3月2日に会見を行い、現状を分析した見解を公表しました。 軽症者・若者が感染を広めてしまっている可能性 症状の軽い人も、気がつかないうちに感染を広げている可能性があります。なかでも若い世代(10~30代)は、重症化する割合が非常に低いため、感染に気づかず、結果として多くの中高年層に感染を広げていると考えられます。 閉鎖的な空間でクラスター(集団感染)が発生する可能性 これまでに国内で感染が確認された人のうち、重症・軽症に関わらず、約

感染が疑われる家族がいる場合の注意事項

1.部屋を分ける 個室にしましょう。食事や寝るときも別室としてください。 ・子どもがいる方、部屋数が少ない場合など、部屋を分けられない場合には、少なくとも2メートル以上の距離を保ったり、仕切りやカーテンなどを設置することをお薦めします。 ・寝るときは頭の位置を互い違いになるようにしましょう。トイレ、バスルームなど共有スペースの利用は最小限にしましょう。 2.感染者の世話はできるだけ限られた人で 心臓、肺、腎臓に持病のある方、糖尿病の方、免疫の低下した方、妊婦の方

For Foreigners in Japan ~がいこくじんのみなさんへ~

With the number of coronavirus infections rising in Japan, foreign residents, visitors and those planning to visit Japan must be worried about what is going on. The Japan National Tourism Organization (JNTO) now operates a 24-hour hotline t