新型コロナウイルス~輸血用の血液が足りない~
多くのイベントが自粛されたことで、献血を呼びかける場所が減ってしまったことが理由のひとつです。
6000人分の血液が不足した状態
日本赤十字社によると、1日に1万3000人の協力が必要ですが、先週は約6000人分の血液が通常より不足した状態だったということです。
日本赤十字社はホームページで
「この状況で推移すると、必要な輸血用血液の供給に支障が出てまいります。」
としています。
事前予約を推奨
・新型コロナウイルスの感染拡大のリスクを避けるため
・必要な血液を安定的に医療機関に届けるため
などの理由から献血する人が一時的に集中しないよう、可能な限り前日の17時までに事前に予約をしてほしいとしています。
予約方法は日本赤十字社のホームページでご確認ください⇩
池江璃花子選手も呼びかけ
写真:池江璃花子選手の公式インスタグラムより
そんな中、白血病と闘う競泳の池江璃花子選手は自身のツイッターで
「私も、血液内科にいたので、輸血の大切さは身に染みて感じていますが、献血の激減により、不安な日々を過ごしている方もいます。そして命を繋いでいる方もいます。少しでも多くの方の献血協力が必要です。一人一人が感染対策をし、みんなが早く元の生活に戻れるよう、そして1人でも多くの人の命を救えるよう、私からのお願いです。」
と、献血への協力を呼びかけました。
何か病気にかかっていて迷惑をかけちゃう?
日本赤十字社によると、献血の際には、献血者の健康状態や過去の病歴を確認します。さらに献血者から提供された血液は感染症検査、生化学検査などを行い安全性を確認した上で、医療機関に届けられるということです。