SUPER GT 第4戦 富士 振り返り(極薄)

優勝
NDDP (58kg)
特に書くこともないかなぁ…
ダンプのミシュランタイヤは恐ろしい速さで、戦略なんて意味をなさない事をおしえてくれました。

SUPER GTの面白さはマルチメイクだからって言う人いますよね?
マルチメイクの面白さは「雨に強い」「高負荷に耐えられる」「レンジが広い」みたいに各社特徴があってこの条件ならここが勝つかも…というのが面白いのであって、雨ならミシュラン、晴れたらブリヂストンが九分九厘確定している現状はあまり面白さを感じません。
まあその2メーカーの合計が12チームになってしまうので、殆どの人は良いんでしょうけどね。

Modulo  ( 2kg)
ホンダが5位までを独占した20年もてぎ(2位)以来のポディウム。このときもSC前にピットを済ませていたからこその2位だったのでガチンコのレースでの表彰台は牧野、カーティケヤンのSUGO以来かなぁ…
このレースからレインタイヤのコンパウンドを改めたダンロップが大躍進。伊沢拓也の技術は疑う余地など無いんですが、ルーキーの太田格之進、ちょっと凄いですね。
最後は右に左に山本尚貴を突いてましたからね。
SFでも予選上位に安定して来てますから久しぶりの超大物かもしれません。

アップガレージ時代の太田格之進

ARTA 無限16 ( 10kg)
軽いとはいえブリヂストン最上位ならまあ合格点じゃないですか?
ただ、いつになったらちゃんとしたレースできるんですかね?

ここからはメーカー事に気になる何台かを。

トヨタ
au TOM'S (72kg)
得意の富士とはいえ72kgで実質6位は正直凄すぎる。ラインナップ的にやらかしも無さそうだし大本命中の大本命。



DENSO SARD (12kg)
ガス入れてないってなんですか?
ペースがあったレースなのに結局いつものSC待ちの展開。SCが無く結局最後は10周のスプリントをして、なんとか2pt。脇阪さん、もう土屋さんを笑えませんよ。

日産
MOTUL NISMO (50kg)
シャーシ交換のペナルティで早々にラップダウン。
そこで赤旗。ミシュランも宝の持ち腐れに…
まあドライならもっと勝負権なかっただろうしなぁ…

KONDO Racing (6kg)
このラウンドのヨコハマ勢は悲惨でしたね…
KONDOとWedsSportでコンパウンドを分けていたようですが、(Wedsがハード、KONDOがソフト)どっちのコンパウンドでも勝負権はありませんでしたね。
とはいえ、KONDOにとって鈴鹿は今シーズンのラストチャンス。好結果を期待したい所です。

IMPUL (36kg)
IMPULは底を抜けたと思ったんですけどね。まだまだ谷底だったようです。
聞くところによると開幕後の低調なパフォーマンスは今期モデルのブリヂストンタイヤとのマッチングがどうにもならずということのようでしたが、もうシーズンも折り返しなんでカーナンバー1らしいレースをお願いします。

ホンダ
STANLEY(44kg)Astemo(34kg)
この2台は最終スティントで明暗分かれました。
ハードを選んだSTANLEYとソフトを選んだAstemo。
是非赤旗解除後の2台を見比べてください。それぞれのペースが同じ車両、同じタイヤメーカーなのに全く違うことが一目瞭然です。

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