目指せクロス円マスター(日銀展望レポート)
日銀の見通しはもちろん日本語なので
直接読んでもらった方が温度感が感じられるのでええと思います。
日銀、経済・物価情勢の展望
https://www.boj.or.jp/mopo/outlook/gor2304a.pdf
-日銀の中心的な見通し-
企業の賃金、価格設定行動は上下方向に不確実性が高い
今年度半ばにかけて消費者物価の前年比は2%に下回る水準に低下することを予想
2023年は物価上昇の見通しだが2025年には下振れを予想(2025年コアCPI予想+1.6%)
日本の金融機関は全体として安定性を維持している
金融政策は経済、金融、物価情勢に応じて機動的に対応しつつ、粘り強く金融緩和を維持していくことで安定的な2%の物価安定目標を目指す
目新しい話も特にないですが
フォワードガイダンスの件を撤廃して
点検が1~1年半となったのは注目要素ですね。
引き続き宇宙の広さが如く緩和す。
と、いうことですね。
やはり
「何を根拠に出口に向かうか」
が、非常に大事ですので第一の柱としている物価目標の
・2025年のCPIの予想値1.6%
・秋頃のCPI前年比
・企業の賃金上昇、価格転嫁
辺りを特に注目して見ていきたいですね。
注目しなくてもだいたいみんな注目されてるんですけどね。
ほんまに日銀が宇宙というわけではないのでね。。。
そして日銀2本柱でやっとりますので
「他国インフレ再燃してますやん。円安物価高なってもた。せや、政策変更したろ。」
なんてことも出来ちゃうわけですんでもちろん警戒感は持つべきだとは思いますが
基本的なシナリオとしては
「各国がソフトランディング的なもんに向かう動きを見せ続け、緩やかにインフレが収まっていく限りは秋ごろまでは緩和すっぜ。」
という意思表示に取れますよね。
とかいって再来月ちゃっかりYCC撤廃されるとおもろいですけどね。
それでは、お読み頂きありがとうございました(-ω-)
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