【旅行とふるさと納税に関する調査】「旅行に関する体験型のお礼の品」の利用・関心層は約6割。寄付経験者の約4割がふるさと納税をきっかけとした国内旅行の経験あり
トラストバンク地域創生ラボは2024年4月23日、ふるさと納税をしたことのある全国の20歳以上1,683人を対象とした、旅行とふるさと納税に関する調査の結果を発表しました。
方法:インターネット調査/期間:2024年4月5日~4月8日
対象:ふるさと納税をしたことのある全国に住む20歳以上1,683名
※特に断りがない場合、n=1,683で結果を表示
結果のポイント
過去に旅行をしたことがある地域に対して、ふるさと納税で寄付したことがある人の割合は57.3%。最も多い理由は「旅先の地域を好きになり応援したくなったから」が52.5%、「旅先の地域が提供するお礼の品をもらいたくなったから」が37.8%。もらったお礼の品で一番多かったのは「旅行中に食べて美味しかったもの」で52.3%、次に「旅行中に見かけたものではなく、お礼の品一覧から選んだ」で30.6%。
過去にふるさと納税で寄付したことがきっかけで、その地域に実際に旅行したことがある人の割合は38.9%。最も多い理由は「お礼の品でもらった食べ物を現地で味わいたかったから」が47.8%、「ふるさと納税をきっかけに愛着がわいたから」が37.6%。
国内旅行をする際に使える「旅行に関する体験型のお礼の品」をもらったことがある人の割合は25.1%。もらったことはないが、関心がある人の割合は39.9%。「旅行に関する体験型のお礼の品」をもらったきっかけで一番多かったのは「ポータルサイトで偶然見つけて」で41.1%、次に「メディアで紹介されていたのを見て」で34.0%。
体験型のお礼の品をもらったことがある人に対して「旅行に関する体験型のお礼の品」の魅力を尋ねたところ、一番多かったのは「地域の新しい一面を知ることができる」で44.0%、次に「お礼の品でしか提供されていない体験ができる」で42.8%。ほかにも「地域で一風変わった体験ができる」(33.6%)や「実際に足を運ぶことで地域経済により貢献できる」(27.7%)点も評価された。一方、「物をもらうお礼の品よりもお得度が高いと感じる」と回答した割合は6.9%にとどまった。
「旅行に関する体験型のお礼の品」をもらった回数は最も多いのが「2~3回」で42.3%。複数回もらった割合は77.1%。複数回もらった人のうち、同じ地域から複数回もらっている人の割合は93.9%。
体験型のお礼の品をもらった人のうち、「旅行に関する体験型のお礼の品」に対し満足と答えた人の割合は94.4%(非常に満足が49.2%、やや満足が45.2%)。