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医療と制度 ー日本医事新報連載から2023ー

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2022年の一年間、「医療の正義」をテーマに、日本医事新報の「識者の眼」というページに、短い文章の連載をさせて頂きました。それが終わってほっとしていたところ、2023年の一年間、… もっと読む
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記事一覧

医療と制度⑧

人生における「選択のパラドックス」前半  前3回の稿において、私はAdvance care planning …

医療と制度⑦

かかりつけ医とACP 前2回は日本のAdvance care planning (ACP)の課題について考えました。私…

医療と制度⑥

ACPの必要性と課題(後半)  前半では、日本にはACPが必要であると述べた。後半は、私が感じ…

医療と制度⑤

ACPの必要性と課題(前半)  今、なぜACP (Advance Care Planning)が必要なのか? 2-3年…

医療と制度 ④

第8次医療計画における「在宅救急医療」の重要性と、日本在宅救急医学会  一般社団法人日本…

医療と制度③

在宅医療・ケア提供者の安全を確保するためのワーキンググループ(後半)前回は、「在宅医療・…

医療と制度②

在宅医療・ケア提供者の安全を確保するためのワーキンググループ(前半)2022年1月埼玉県ふじみ野市において、訪問診療を行っている医師が患者家族に射殺されるという痛ましい事件がおきた。在宅医療に関わる私たちはこの事件を重く受け止め、決して許容してはいけないと考える。この事件を乗り越え、これからも質の高い在宅医療を提供してゆくためには、在宅医療・ケア提供者の安全を確保することが大切である。 2022年8月から、在宅医療に関わる医師や医療・介護スタッフが会員となっている一般社団法

医療と制度①

不自由な医療、そこから考える 2022年の1年間、「医療の正義」について連載をさせて頂いた。…