テレワークゆり物語 (146)ちょっと身近だったりする俵万智さん
「うんこ記念日だな」
昨日、家族5人が参加するLINEグループで、孫がやっと"おまる"でうんこした喜びを次女が投稿。ダンナがすかさずこう返した。
私はすかさず、こう返した。
奈良時代から読み継がれてきた短歌の歴史に革命をもたらした歌人・俵万智さんの、280万部のミリオンセラー『サラダ記念日』。
「この味がいいね」と
君が言ったから 七月六日はサラダ記念日
家族LINEとはいえ、私のは、超恥ずかしい「有名短歌アレンジ」である。
そして、その日の夜のこと。
なにげにテレビをつけたら、NHKのプロフェッショナル仕事の流儀で、俵万智さんのドキュメンタリーが放送されていた。
「偶然?」と思いつつリモコンの手を止め、見入ってしまった。
俵万智さんは、私と同じ還暦。40年ぶりに挑む50首の新作に挑戦する。真摯に言葉に向き合い、悩みながら言葉をつむぎ、誰にも作れない短歌を生み出す。その姿は、感動しかない。
安易に「〇〇〇記念日」の短歌を作るなんて、私は超失礼なヤツである。
短い言葉で想いを伝える短歌。懲りずに、挑戦したくなった。
初孫の おまるでできた 初〇〇〇
LINEに届くは 娘の成長
もちろん孫の「初うんこ」は嬉しいが、一番うれしいのは、次女が子どもの成長を喜び、それをLINEで親に伝えてくれる次女。やさしいママに成長したことを、母は嬉しい。
そんな思いを、5・7・5・7・7 の31文字に込めてみた。
私の短歌修行は、まだまだ、これからだ。(笑)
さて、ここからは、ちょっと自慢。
同じ還暦を迎えたダンナ。
実は、俵万智さんとは、幼稚園と小学校が同じだった。
しかも、幼稚園、小学校は1年、2年、5年生が、同じクラスとは、自慢していいレベルではないか。
ちなみに、昔、ダンナの実家で、小学生の「俵万智」ちゃんから届いた年賀状を見せてもらった記憶がある。
残念ながら、ダンナの実家は引き払い、その年賀状はどこにあるかわからない。でも、私にとっては、『自慢の記憶』である。
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