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#43 ロックダウン52日目 できるだけ続けてほしいお白湯生活

おはようございます。インド嫁です。アーユルヴェーダを勉強したり、ブログを書いたり、イベントを運営したりしています。

5/11にモディ首相の演説が行われ、ロックダウン4という言葉が聞こえました。日本の皆さんもそうですが、感染者数をみても改善されている気配がありません。

すでに、マーケットには人が出始めています。また故郷へ帰りたい労働者レベルのインド人達は、40度を超える中を何日も歩き続けていてるニュースが流れています。

インフルエンザなら、この暑さで少し風邪のように感染者数も減るでしょう。しかし、残念ながらインド国内の感染者数は衰える所を知りません。日本の皆さん、コロナウイルスはインフルエンザとは違います。一部そういう報道も出ていますが、私個人としては、血栓症の一部という説が腑に落ちています。

コロナウイルスをアーユルヴェーダ的に説明する

コロナウイルスの症状は、「カファ異常」「ピッタ異常」または「カファ異常とピッタ異常の複合」です。最も異常になりやすいのはカファです。

カファ異常は、だるけ、体が重い、頭痛、様々な詰まり、鼻、のど、口などの障害などがあげられます。

現代医学をもってしても、未だに解決策が見つからないのは、おそらくこのドーシャの異常だけを考えても、感染者によって異なる症状が出ているからでしょう。そして、体の、どの体組織を攻撃するのかわからない点が一番怖いのだと思います。

今、私達ができる事はコロナに罹らない体づくり

このウイルスが終息しても、根絶やしになるかどうかは誰にもわかりません。もちろん、特効薬が開発されるかもしれませんが、「自分の身は自分で守る」事が先決です。

今日はそのための、アーユルヴェーダ的生活をいくつかご紹介します。特に「今日からできる事」を意識してみました。

1. お白湯を飲む

非常に簡単で、かつ効果的な方法です。お湯を沸かします。電気ポットでも飲まないよりはましです。どうぞ家にあるものでお湯を作ってください。フーフーと息を吹きかけてすすって飲めるぐらいの熱さで、ゆっくりと飲む事をおすすめします。これだけです。1回に飲む量は、100-200㏄、飲む回数はのどが乾いたらいつでも飲んでかまいません。(一日の水分摂取の平均は約2Lといわれていますが、年齢や体質にもよります)
すべて理由があるのですが、その辺は勉強会やワークショップで学んでいます。

2. 体を温める

夏になると、冷房や扇風機を付けます。今年はこれを控えましょう。1のお白湯もそうですが、カファが増えると体が冷えます。外がいくら暑くても冷え性や内臓が冷えている人は、体を温める事を気にしてください。生姜、黒コショウを料理によく使ってください。スパイス(チリパウダー、クミンシード、ターメリック、ヒングなど)もおすすめです。

3. 運動をする

これは人によって度合がかわりますが、家の中にいると体をうごかさなくなります。ですが、スクワットや腹筋、様々な運動が狭い場所でもできます。感染しやすい人の傾向の一つに肥満体があります。もちろん、全部ではありませんが、「体が重い」と感じたら少し食事を減らし、肥満を避けるよう心がけましょう。

当たり前のように聞こえる事ばかりです。しかし、コロナウイルスは特別なものでも何でもなくて、「免疫力」を付ける事が一番の予防です。ですから、普段から運動している方でも、冷たいものばかり飲んでいては効果が半減します。

普段から、おなかの調子に気を付けてください。下痢、便秘は消化力が弱っています。病はおなかからきます。食べ過ぎの人は少し食べない方が五感も冴えるので、お白湯と果物でソフト断食でもいいですよ。

果物は常温で、冷蔵庫から出したら30分ほどおいて食べてくださいね。目安は自分の体温より低い温度で食べない事です。

こうした、アーユルヴェーダの興味深い話は、3500年以上前からある先人達の智慧です。昔勉強したけど忘れてしまった方、たまに思い出してみませんか。そんな方にはオンラインのアーユルヴェーダ勉強会は便利だと思います。

月一回でニューデリーで行っていたのですが、外出禁止によりオンラインに切り替えました。テーマは普遍的な基礎的なアーユルヴェーダのお話が中心です。

今月は5/26(火)日本は午後2時から、インド時間は朝10時半から行います。テーマは「トリドーシャ基本概論」と「免疫を上げるために家でできる事」です。初心者の方でもできるだけ専門用語を使わずにお話しますので、お気軽に参加してみてください。

https://forms.gle/CtwVwaaZWgni5WWb7

それでは、今日も素敵な一日がすごせますように。




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