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#29 ロックダウン29日目 ドーシャで考える人との付き合い方

おはようございます。インド嫁です。アーユルヴェーダを勉強したり、ブログを書いたり、イベントを運営したりしています。

インドは、ロックダウンまで10日を切りました。日本は5/6までとなっていますが、インドは5/3の予定です。しかし、日々耐え切れなくなって外にでた市民が、警察につかまり罰則を受けているニュースが飛び交います。これからがインドの正念場と思います。

デリーは、特に厳しく取り締まっています。しかし、食べ物の需要は高く、現在は、デリバリーが徐々に再開しており、今日は、スターバックスがデリー市内の一部の地域に配達を始めるそうです。

日本とは状況が全く違うと思いますが、引き続きオンラインや動画を使って、人と交流しながら乗り越えていきましょう。

はい、それでは質問にお答えしていきたいと思います。

自己主張が激しい人と仲良くなれますか?

この回答はこちらです。

仲良くはなれないかな。人間関係はキャッチボールなので。でも否定はしません。その人とあわないなと思うだけ。相手にあわせなくていいし、相手を否定する事もしなくていい。

「自己主張が激しい人」は、あなたがみた感覚

人を判断するのは、実は人です。「自己主張が激しい」人は、本人はそう思ってないかもしれません。ここが人間関係では非常に大事なポイントです。日本と日本以外の国でもこの辺りがだいぶ違います。

自己主張が激しい人、は好き嫌いがはっきりしている人、とも取れます。また、激しい、とあるので、相手に強制してしまう事もあるのかもしれません。いずれにしても、質問者さんは、この方に対するイメージはあまりいいものではないようです。

しかし、質問が、自己主張が激しい人と「仲良くなれますか?」ですから、(インド嫁は)そういう人と仲良くなれますか?という事です。つまり、「質問者さんは無理ですが」という大前提が付いています。

海外でイエスノーをはっきり言わないと命とりになる

まず、自己主張の定義ですが、これは海外と日本では大きく異なります。日本はほとんど単一民族国家です。これは非常に珍しい事です。世界はほとんどが陸続きで、且つ移民などがいますから、日本と比べると外国人がたくさんいる状況が多いです。宗教、国、民族が違う人達が同じ街に住む事を想像できないかもしれません。

そういった海外の状況で、お互いが理解できるのは、言葉だけなんです。気持ちを表現していかないと、相手はわからないのです。イエスノーだけではなく、言葉を発する事で、自分の存在はもちろん、相手への要望も伝える必要があります。そのため、「考える」という行為をあまりしないです。少なくとも(この人、これを言ったらどう思うかな)を言う前にあまり考えない事が多いのです。行動や言動が早い、というのは海外の特徴ですし、仮にまちがっても訂正して気にしないで前に進めるのは、日本人よりも海外の人の方が上手です。

嫌いな人と無理に仲良くならなくていい

苦手な人、嫌いな人、みんな人間ですから、そういう人はいるでしょう。ですが、これが仕事関係の付き合いの場合、一つの会社で同じ仕事をやっていかないといけない。ですから、最低限のやりとりはあっても、そこで仲良くなろうと思わなくていいのです。友達は仕事先には必要ありません。

自己主張が強いのは、ドーシャでいうとピッタ体質が強い人です。男性なら髪の毛が薄かったり、白髪が多い人、中肉中背で声が大きく、早口の人。この人は、バランスがとれていると、リーダーシップがあって、面倒見がいいはずです。仕事もできる人が多いです。しかし、たまに、支配的になる事があるので注意が必要です。

このタイプと上手く付き合うためには、なんでも頼ってみる事。話す時に疑問形で話してみる事。コツは「ゆだねる」です。人間て、磁石のような関係なので、プラス同志はお互いがはじいてしまいます。自分の気持ちがはっきりしている人は、相談されると、自分が当事者かのように答えをくれる人が多いです。その時に、お礼をいうのを忘れずに。相手はギブアンドテイクの精神なので。

どうしても、肌に合わない場合は避けましょう。無理につきあうとこじれるし、自分も疲れます。フェードアウトするのは、逃げではありません。その人がいない居場所を探し、自分の安全場所を確保しましょう。

アーユルヴェーダでの社会的生活について、我慢するべき行動が記されているので紹介しますね。VEGAという行いの中で、人間が自分のためにも相手のためにもやってはいけない事がいくつかあります。

1.暴力 (肉体的、精神的どちらも)

2.性行為に溺れる

3.盗む(考え、行為も含む)

4.不必要な発言(不平不満、うそをつく、しゃべりすぎ)

これらは、たとえ、自分が気が付かなくても、相手が嫌がったらやめる事です。ただし、全く関係のない第三者が当事者を非難するのは、4にあたるので、あくまで当事者同志の関係です。

今は、SNSやZOOMなどたくさんの通信ツールがありますが、技術が発達しても、人間の付き合い方は心と心です。こんな時代だからこそ、アーユルヴェーダから学び、そして実践していきましょう。

それでは、今日も素敵な一日が過ごせますように。

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