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#36 ロックダウン41日目 病院にいけない時こそ、食事と日常生活

おはようございます。インド嫁です。アーユルヴェーダを勉強したりブログを書いたりイベントを運営したりしています。

現在、インドでは徐々に交通や、お店などの営業許可項目が増えています。エリアごとに交通機関の再開などがされています。しかし、まだまだ状況は油断できず、二次被害が及んでいるニュースもあり(コロナが関係する暴力事件とか)引き続き、慎重な判断になりそうです。

今日は、2回目のドクターによるオンラインワークショップを行いました。もともと、今までも可能だった事でしたが、ロックダウンがきっかけで、こうしてオンラインでインドのドクターと皆さんをつなげるお手伝いができた事を嬉しく思っています。私自身の新しい発見にもつながりました。ワークショップは続けていきたいと思いますので、どうぞウェブをチェックしてくださいね。

はい、それでは質問にいってみましょう。

先にドーシャの説明を読んで「絶対にカパだな」と思って判断したらやはり「カパ」だったのですが(笑)とにかくむくみが酷くて困っています。まだアーユルヴェーダのアの字もわかってないし、オイルなど何かしらのアイテムもないですが、それでもマシになる方法があるとかっていうそんな虫のいい話はありますか?

という質問です。

この方への答えはこちらです。

ご質問、ありがとうございます。やり続けたらいいと思う事がいくつかありますので説明しますね。(詳しくはブログか音声配信で)

はい、まさしくここが、質問者さんの回答の場です。

ここで、質問者さんの質問を分析していきます。4つにまとめました。

1. 自他ともにカファの性質があるという認識がある。
2. むくみが酷い
3. アーユルヴェーダのアの字もわかってないし、オイルももっていない(質問者さんの言葉を借りました)
4. 2を解決できる方法はあるか。

体質改善の基本は、食事と日常生活

まず、むくみの分析をしていきたいと思います。ご自身でカファ体質という認識があるようです。しかし、むくみはカファもヴァータもピッタも異常になると出る症状です。そのため、前回お伝えしてる内容と似ていますが、症状にフォーカスせずに人にフォーカスする事が重要です。

仮に、カファが増えすぎたむくみだったとして、その他に現れるであろう症状は、次のようなものが想像できます。

1. 花粉症、又はアレルギーもち
2. 肥満体形、または最近太ってきた。
3. 汗をかかない
4. 肌あれが目立ってきた。
5. めんどうくさい、又はおっくうになりがち。

こういったものが当てはまるようであれば、カファのむくみは考えられます。しかし、むくみはヴァータ異常でも起こるのです。その場合、上のような症状は少ないです。3.4が当てはまるぐらいですが、肌荒れも、カファ異常はニキビや毛穴のつまりによるもの、ヴァータ異常は乾燥肌というように違いがでます。

ドーシャ異常は混合で起こる

ピッタ、カファは異常になっても症状として出にくい事が多いです。それ自身が動き回る性質を持ってないからです。しかし、ヴァータが乱れると、弱いところ、間違って使っている所、使いすぎな所に異常を運んでしまいます。(運ぶは、例えです)ヴァータが乱れるのは、季節の代わり目や、睡眠不足の時、忙しくて疲れた時など、不可抗力な場合もあります。そのため、ヴァータのコントロールは体のコントロールといっても過言ではありません。

むくみがいつ頃からなのか、も大事です。慢性で数年続いているのであれば、治すのもかなり時間がかかります。西洋医学を常識としてきた私達は、病気(ここでは西洋医学の病名がついているもの)を薬や治療で3日とか1週間などで治してきました。しかし、これは、自然治癒力ではなく、外からの薬の力で治すので、一時的なものです。しかも根本解決してないので、誰でも罹るようなものほど再発しやすいです。

アーユルヴェーダで体の悩みを解決するなら、時間がかかる事を理解しておきましょう。特に、発症していて、病名がつく状態は、アーユルヴェーダでいう病気の発症段階でいうと、6段階のうちの最終段階です。

では、解決法ですが、毎日の食事と日常生活でもできる事はあります。ドーシャのバランスが取れていない場合は、まずお白湯生活をおすすめします。

私の過去記事を貼っておきますね。お白湯の作り方や飲み方の動画も紹介しています。むくみには最適です。たくさんの事をお伝えするより、まずこれが習慣化できるようにした方が効果的です。

最低2週間、朝、昼、夜、飲む癖をつけましょう。なるべく空腹時(もしくはご飯の食べる前)に飲むといいでしょう。

お白湯は、どのドーシャでも整えられます。ドーシャのバランスが整えばむくみは改善されていきますよ。

こうした、悩みを「患者さん」そのものを診ながらアドバイスするのがアーユルヴェーダの診察方法です。ですから患者さんを診ずしてアーユルヴェーダの解決法を見出すのは難しいですね。

アーユルヴェーダ診断は今週木曜日(5/7)から受付を始める予定です。インドのドクターとオンラインで診察を行います。通訳も、もちろんつきます。悩みの原因、改善すべき日常生活や食習慣などのアドバイス、ハーブなどの購入なども可能になります。

ページが出来上がっていないので、リリース時にお知らせをご希望される方は、こちらのページ(https://www.nomadasia.in/inquiry/) から「オンライン診断希望」と書いてフォームにてお問合せください。

インドで学ぶアーユルヴェーダのお問合せお問合せのページです。アーユルヴェーダをインドで学ぶ事ができます。英語がわからなくても、女性一人でも安心して受講できます。www.nomadasia.in

それでは、素敵な一日がすごせますように。







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