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#17ロックダウン17日目 アーユルヴェーダはバランスが命。

おはようございます。インド嫁です。アーユルヴェーダを勉強したり、ブログを書いたり、イベントを運営したりしています。

昨日のデリーに引き続き、グルガオンという隣の州の街でも、おなじように封鎖エリアが発表されたようです。少し乱暴な方法のようにも思いますが、今現在、一番確実に感染者をふやさない方法なんですよね。

今、どのネットニュースをみても、テレビをみても、新聞でも「コロナ」の事ばっかりです。そして感染者が増えた話、死者が何人かという話がほとんどです。

五感を間違って使いつづけると、体のドーシャのバランスが崩れます。このネガティブな話を聞く、という行為を2週間毎日続けていると、体の変化が訪れます。なので、私はできるだけメッセージで済ませている人達と直接電話をして話す事にしています。声をきいて、ほっとするってありませんか?また、自分が話すという行為も必要な行為です。体温が伝わるとか、文字よりも声、声だけより顔、ZOOM飲みは、そんなニーズを満たしている必然的行為なのです。

西野亮廣さんが、ここ最近、生配信をやっている理由もそんな感じです。元気をもらえるのは、文章でも音声でも、もちろんですが、画面の向こうで動いている相手を見る、自分の質問に答えてもらえる、というのは、他とくらべものにならないぐらいうれしいものです。

さて、ここでは、皆さんの質問にアーユルヴェーダ的にお答えしているのですが、さっそく今日もみていきましょう。

アーユルヴェーダでは牛乳はよいとされていますが、乳出す機械と化した日本の牛からでた牛乳についてどう思いますか?

という質問です。

まずは、私の過去のブログに牛乳について書いた記事があるので、それを貼っときますね。

それと、質問の回答としては、アーユルヴェーダはバランスが大切。というころです。

アーユルヴェーダでは、確かに体質や症状に応じて、よく食べたほうがいいもの、避けた方がいいものと別れます。しかし、それはその人個人に適応する話であって、食べ物がいい悪いではないのです。極端な話、その人には薬でも、人によっては毒になる食べ物、行為があるという事です。

これは、日本全体にいえる事ですが、特に健康系の情報番組などは「○○がいい」とか「○○はとるな」みたいな表現が多いです。わかりやすいですし、全く間違いだとも思いません。事実、次の日納豆がスーパーから売切れたりするわけですが、アーユルヴェーダ的にいうと、人の体はみんな違うのです。

アーユルヴェーダは疾患や食べ物ではなく、「その人」をみる医学です。だから、日本の牛乳でも、栄養になる人はいますし、インドの牛乳を飲んでも病気になる人はいるんです。その違いは、その人の「消化力」です

ここが、人間の面白いところです。人によって違うし、人によって変わる。ただし、どの人にも言えるのは、消化力を高めるためには、毎日の食事を規則正しく、バランスよく食べる事です。そして、ドーシャが乱れている場合は、意識して食事や日常生活を改善するのです。(ここは量を減らしたり、調理法をかえたり、食べる時間、場所を変えるという事も含みます)

ノマダシアのサービスでは、アハーラという食事法のコースがあります。このあたりはドクターから学ぶと、どうやって私達の体は、食べ物を栄養に変えるのか、とか、食べ物はどういった性質をもっていて体に影響するのか、がわかりますよ。オンライン作成中ですので、こちらもでき次第ご案内しますね。

結論は、アーユルヴェーダはバランスが大切。偏った取り方はどんな食べ物でもいい結果になりません。体にいいか悪いかはその人の消化力次第、ということです。

皆さんからの質問を、お待ちしています。それでは素敵な一日をお過ごしください。


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