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#50 ロックダウン64日目 生きやすいって最高じゃね?【アーユルヴェーダ】

おはようございます。インド嫁です。アーユルヴェーダを勉強したり、ブログを書いたり、イベントを運営したりしています。

連日、40度を超す日が続くデリーですが、お隣UP州、ラジャスタン州ではなんとバッタの大群が押し寄せているニュースがありました。

このバッタは複数の群れによるもので、最も大きい群れはアフリカからパキスタン経由で流れたもの、それ以外に自然発生しているものがあるようです。400万匹で35000人分の食料となる農作物を食い荒らすそうです。インドで、バッタは珍しくはないのですが、インドはまだコロナウイルスが落ち着いていない中で、このニュースはあまり嬉しいものではありません。

テレビなどでは、6月から学校、教育機関を再開するという話もありますが、週末の政府機関の発表に注目しています。

さて、今日の質問をみてみましょう。

歳を重ねるにつれて、人見知りがどんどん酷くなっていきます。こんなことも、アーユルヴェーダで改善されるような事はありますか?人の輪に入るのもすごく苦手です。
はい、できますよ。質問者さんの事をもっと知って、原因を明確にする必要があります。考え方の例のようなものはブログでご紹介しますね。

とお答えしました。

今日のテーマは「人見知り」です。

人見知りとは?

大辞林によると、人見知りは「子供などが見慣れない人に対して不安を感じたり、恥ずかしがったりすること。」とあります。このまま捉えてみます。又、「年を重ねるにつれて」とあるのですが、質問者さんが今何歳なのか、実は、これは非常に重要なポイントです。しかし、わからないので、あくまで想像しながらお話ししたいと思います。

人見知りは悪い事か

不安を感じたり、恥ずかしがったりすること。という人見知りを質問者さんはあまりいい事とはとらえてないようです。又「人の輪に入るのもすごく苦手です。」と書かれてありますので、そこにはいい気分がないのでしょう。

アーユルヴェーダで改善されることはありますか?との問いに「はい、できますよ。」と私が自信をもって答えたのには理由があります。私がそうだからです。

質問者さんは、改善されることはありますか?と聞いています。今の現状をなんとか変えたいと思っているようです。ここをアーユルヴェーダ的に考えていきましょう。

自分らしく生きよう

今だから、自分の事を理解できますが、私は33ぐらいまで質問者さんのような「生きづらさ」を感じていました。仕事が好きだったので、そのために人とつながりを持たなくてはならないと思っていました。よくある「交流会」に、一人でよく参加しました。その時いつも感じる違和感は「話す相手がいない」でした。

「ねばならない」という頭と、体が離れてしまい、体を壊すのは本当に簡単でした。原因がわからない私は、本当にいろんなセミナーに行ったり、本を読んだりしました。だって、社交的で話が盛り上がって、みんなの輪に入れた方がいいと思っていたのですから。

しかし、アーユルヴェーダを学んで、自分が何をしていたか理解しました。ブレーキとアクセルを一緒に踏んでいたのです。しかも全力で。これはガソリンも減るし、一歩も進まない状態です。しかも疲れます。

アーユルヴェーダを知ると生きやすくなる

人見知りは、不安や恥ずかしいという気持ちとなっていますが、これはヴァータがバランスを崩すと出てくる感情に似ています。

ここからは推測です。

もし、質問者さんが人見知りが前より酷いと感じるならば、以前はあまり気にならなかったのかもしれません。まだ大丈夫だった頃の自分と、今の自分を比べてください。

◆ 肉体的な変化はありますか?
◆ 食欲はどうですか?
◆ 朝に便がちゃんとでてますか?
◆ 眠れていますか?

一つ言える事は、「悩み」を持っている時点で、アーユルヴェーダ的には「健康」とは言えません。でも、怖がらないでくださいね。アーユルヴェーダの健康ではない、というのは、定義の一つ「ハッピーじゃない」という事が含まれます。範囲が広すぎて、さらに人によって度合が違います。

ですから、ほんとどの人がアーユルヴェーダ上では「病気」と思って良いでしょう。じゃ、どうやったら健康になれるか。体のバランスと心のバランスをとる事です。

先ほど、人見知りは、不安や恥ずかしいという気持ちとなっていますが、これはヴァータがバランスを崩すと出てくる感情に似ています。

ヴァータ異常になっているのを改善する日常生活や食事は以下のとおりです。

◆ 温かい薬用オイルで体のマッサージ【アビャンガ】
◆ 摂取する水分はできれば温かいもの。コーヒーはカフェイン注意。
◆ 汁気のあるものを時間を決めて食べる。生野菜は避ける。
◆ 早寝早起き。呼吸法、瞑想はおすすめです。

無理をしない練習をする

33まで生きづらかった自分は、アーユルヴェーダの教えを理解しながら、少しずつ、自分を一つ一つ見つめました。そして荒れ地が畑になるようにちょっとずつ変えていきました。

その時に「やらない事を決める」という練習をしました。もし、質問者さんも、誰かの誘いが断れ切れず、つい集まりに行ってたら、まずは変えていきましょう。

その代わり、1対1の出会いを大事にしましょう。それもいないようなら、家族、虫や植物でも構いません。好きなものと一緒にいるようにしましょう。話したい相手と話してください。

常に自分はいい気分か、それだけを考えましょう。質問者さんの幸せはそこからスタートします。

まとめると、質問者さんの悩みを解決するには、自分の体質を理解したうえでヴァータ異常のバランスをとる、そして体と心に無理をさせない。最後に常に自分はいい気分か聞いてみる、という事です。

最近、たくさんの質問をいただき、すごくうれしいです。ブログで解説するのは一部ですが、お答えは100%させて頂いているので、お気軽にご質問くださいね。

それでは、素敵な週末をお過ごしください。

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