＃45 ロックダウン55日目 幸せになれるアーユルヴェーダ的考え方と国際結婚。

おはようございます。インド嫁です。アーユルヴェーダを勉強したり、ブログを書いたりイベントを運営しています。

ロックダウン4と名付けられた外出禁止令は5月末までと言われており、夜7時以降の外出禁止相変わらずですが、州ごとの道路は開通になったようです。

しかし、日本も同様ですが、コロナの直接的な影響ではありませんが、解禁になったとしても元の生活には戻らないような気がするニュースも流れています。

というのも、たくさんの地方からの労働者が歩いてでも、実家に帰ろうとして40度の中を歩いているため、体調をくずすなどの別の病気になっている記事があります。

国際線を解禁できるようになるには、まだまだ先のようです。これはインドだけに限りません。インドが国内の感染者が抑えられない間は、他の国からの受け入れはできないと思います。

テレワーク、ウェブ、SNSを駆使して2か月。学校も会社も、私達はこれから新しい経済活動をしていく覚悟が必要なのかもしれません。

では、本日の質問です。

インドでアーユルヴェーダの質問箱です

貧乏同志では結婚しないほうがいいと思いますか？お互いとても大好きだけど、国際結婚という問題もあります。

回答はこちらです。

結婚の悩みは、質問者さんだけではなくて、たくさん相談を受けます。みなさん考える所ですよね。はい。こちらは、ブログと音声配信でお答えしたいと思います！https://radiotalk.jp/talk/261614　　音声配信
https://note.com/tazatomo　ブログ

言葉からわかる自分の気持ち

まず、質問者さんの悩みへの回答ですが、「貧乏同志では結婚しないほうがいいと思いますか？」という点について。これについて私の意見ははい、やめた方がいいです、です。理由は２つあります。

一つ目の理由は、質問者さんはすでに答えを自分で出しているからです。
二つ目の理由は、今のままでは、結婚してもいい事がないからです。

実はみんな背中を押してほしい

これは言い方を変えると「ある程度収入があってから結婚したほうがいいですか？」という事です。でも、同じ意味ですが、言葉が違いますね。
言葉はその人の気持ちを表します。
質問者さんは、ご自身またはお相手を貧乏だと「思っている」
結婚しない理由に貧乏があると「思っている」
お互い好きな気持ちは一緒と「思っている」
結婚に国籍が違う事がネックになると「思っている」

ここは、実はご自身の事実の受取り方が非常に重要になるんです。

例えば、100万円があるとします。同じタイミングで2人渡しました。
100万円もある。という人と
100万円しかない。という人がいます。
そこにある事実は2人にとって同じ事実なはずなのに、言い方が違うのです。そして行動やその後に起こる出来事に差がでてきます。

どこかにうっすらと、相手との結婚に不安を感じているのかと思います。言葉にその辺が見え隠れしている気がするのです。もし違ってたら本当にごめんなさい。

まずは自分の幸せを考える事から。

それと残念ながらご自身の体のバランスがちゃんと取れていないかもしれません。

「感謝」や「満ち足りている」という気持ちは、アーユルヴェーダでいうとサットヴァといい、体の中のドーシャのバランスがとれ、サプタダハトゥという体の体組織が正常に働き、マラという老廃物が定期的に質よくでている状況に、現れる、心の「いい状態」です。

私達は生きている間に、たくさんの出来事が起こります。しかし、起こった出来事は、実はあまり問題ではなくて、「どう捉えるか」によって起こってしまった過去は変えられます。

プラス思考とか、前向きとかは、自己啓発の訓練でもなく、本を読んだりセミナーを受けるのではなくて、アーユルヴェーダ的な健康な状態になれば自然になれるのです。

自分の幸せを人にわけて上げる事はできても、自分の幸せを人に求めてはいけません。逆に相手に求められてしまうようなら、それも少し考えた方がいいかもしれませんね。1+1＝2ですが、人間は相乗効果で3にも4にもなれます。反対にマイナスを埋めようという人がいます。その人は常に求めるだけで、自分の中にみつけられないかわいそうな人です。

結婚はスタート。ゴールではない

質問者さんの幸せと感じる瞬間はどんな状況でしょうか。細かく何歳に、どこで、どういう人とどんな所で過ごしている、とかイメージを絵や文章にしてみるといいですよ。

これは「ザ・シークレット」という有名な映画にもでてくる方法です。Youtubeに上がってるのでどうぞのぞいてみてください。

まず自分が満たされる事を積み上げていきます。アーユルヴェーダでもそうですが、「自分にいいことと、人にいいことは違う」んです。もちろん、相手を思いやる気持ちは大事ですが、まず自分が幸せにならないと相手も幸せにしてあげられません。

優しさと依存は違います。（貧乏でも私が何とかするわ）ぐらいに思っていたら、うまくいくかもしれません。国際結婚は、「おまけ」です。というのは、相手が外国人だから好き、という理由ではないからです。自分に正直になって、もしそうだとしたら余計結婚なんて無理です。

好きな人がたまたま日本人ではなかった。これだけです。でもそれも含めて好きだから一緒にいたい、だから結婚するのです。もし彼氏がインド人なら、インド人は親の存在が非常に大きいです。もし彼と結婚するなら、まずご両親に会うのが先決です。

繰り返すと、貧乏同志では結婚しないほうがいいと思いますか？お互いとても大好きだけど、国際結婚という問題もあります。という事ですが、結婚しない方がいいです。少なくても今のままでは難しいかと思います。

でも、人生は一度きりの映画です。あなたの作品のヒロインはどんなふうにラストシーンを迎えますか？その脚本、演出するのもあなた次第です。質問してくれたあなたが幸せになれる事を心から願っています。

それでは、みなさん、素敵な一日をお過ごしください。