#30 ロックダウン30日目 感情は体の不調のサイン。
おはようございます。インド嫁です。アーユルヴェーダを勉強したり、ブログを書いたり、イベントを運営したりしています。
少しずつですが、インドも5/3のロックダウン解除に向けて、準備が進められているようです。完全に禁止がとけるまではもう少し時間がかかると思いますが、徐々に必要な仕事から再開していく事になりそうです。
しかし、油断は禁物です。手洗い、うがい、濃厚接触をさける、などの注意が必要です。
世界中に感染したコロナウイルスによる被害は、思いがけない問題を引き起こす事になるでしょう。食糧難、世界恐慌が起こる事は明らかです。人々は知らないうちにストレスを抱えます。
不安、苛立ち、落ち込み、鬱、焦りなどこれらの状況が続けば、他の病気にも罹りかねません。なぜなら、この時点で体に異常をきたしているからです。
アーユルヴェーダでは、健康の定義に「体と心と魂が幸せである事」を上げています。ということは、不安や苛立ちがあるのは健康ではないということです。アーユルヴェーダでは、ドーシャのバランスが悪いと起こる「(アーユルヴェーダ的)病気」に値します。
西洋医学のように、病名がつくわけではありません。しかし、理由がないけど感じる「何か変だ」という状態に早くから気づくべきです。そしてその時点で対策を行う事が、深刻な問題を防ぎます。
治療法も簡単で済みます。規則正しい生活を送る、運動をする、決まった時間に食事をする。一定の食べ物を避ける、などですから、副作用もありません。
コロナウイルスの影響で、私達の考え方を変える必要が出てきました。病院にいけなかったら、自分の体を、家族の体を、どう守っていくのか、そのためには、アーユルヴェーダは、これからの日本に必要な知識だと思います。
アーユルヴェーダを知ると、私達は何でできているのか、どうして病気になるのか、どうして感情が体と関係があるのか、がわかります。
西洋医学と異なる医学
アーユルヴェーダは生命の医学です。古くは6000年も前から存在していましたが、西洋医学が主流の日本では、この考え方はあまり知られていません。また、たくさんの企業やメディアが切り取って情報を伝えるため、間違った認識を持っている人もいます。
目に見えないものは、説明が難しいかもしれません。ですが、信じてもらうために言うならば、インドでは、れっきとした国家資格ですし、インド政府自らがアーユルヴェーダを研究している施設を持っています。
インターネットを通じて、私達は前よりも海外の情報が手に入りやすくなりました。日本では、アーユルヴェーダを取り入れているお医者さんも増えてきましたが、まだまだこれからです。そして、怖い話かもしれませんが、私達患者の立場として考える必要があるのは、医療は選べなくてはいけない、という事です。
医療崩壊が進み、保険料で医療保障ができなくなる日がきたら、私達は高額な医療費を支払って病院にいかなくてはいけません。コロナウイルスも持病を持っている人が悪化しやすい傾向にあります。
常に、健康でいるには、どうしたらいいのか、アーユルヴェーダはその答えを持っています。
最後にアーユルヴェーダドクターがくれたメッセージをシェアしたいと思います。
アシュタンガリダヤ サムヒタ32章4から
外の世界はとても華やかです。とてもカラフルです。
一日中、私たちは外の世界に夢中になりすぎる傾向があります。
自分とつながる時間はどこにあるのでしょうか?
さぁ、毎朝目を開けた瞬間、今がその時です。まだベッドから出ていない時、その時が静寂な時間です。自分の声を聞きましょう。
私は誰か?
どこに向かってるか?
私は一日どのように生きるべきか?
このちょっとした時間が、穏やかな瞑想の時です。
実り多い一日を!
一日一日を大切に。
私の大事な皆さん、心から、安全で実りの多い一日になる事を願っています。
アーユルヴェーダやインドに関する質問を引き続きお待ちしております。質問箱にお寄せください。それでは今日も素敵な一日がすごせますように
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