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二重否定は理解するのに時間がかかる → ×

お盆休みだからでしょうか、「工事中につき車両通行止め」の看板に「休工中」の表示が貼り付けられていました。

「休工中」とは工事を休んでいることを示すので、現在この先の道路は通行止めではないことが冷静になればわかります。しかし、運転中など注意資源が乏しいときには、「通行止め」の否定が一瞬にして飲み込めないことが多いのではないでしょうか。

さらに「休工中」は建築や土木などで用いられる言葉なので、一般のドライバーにはあまり馴染みがありません。「休工中」が結果として看板に書いてあることの否定であると理解するには、2段階のステップが必要となるのです。

ドライバーにとっては、工事を休んでいるかどうかはどうでも良く、通行できるかどうかだけが気になります。工事を休んでいる休工中の期間は、看板撤去してしまうか、裏返しにしておくのが良いのではないでしょうか?



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