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時間的に近接していると関連ありと感じてしまう → ×

テレビのニュース番組を観ていて、感じたことがあったので、X(旧Twitter)に下記のツイートを投稿しました。

30分や60分など一定の時間枠の中に様々なニュースを含むニュース番組は、まったく異質なニュース単体を何らかの順番で並べなければなりません。この場合、ガザでの出来事というニュースと、じゃこ天の話題はそれぞれ別のニュースです。単体として見ればそれぞれ思うところはありますが、各々考えるべき問題です。

しかし、時間軸で連続して見せられると、その二つのニュースが近接していることで、そこに注目してしまい、何か関連があるかのように感じられてしまい、妙に心がざわざわしてしまうことがあります。

ゼロではないでしょうが、おそらくその順番は放送側ではそれほど気にされていないのではないかと思います。並べる順番や前後を気にし過ぎては、毎日のニュース番組が成り立ちませんし、ある程度のガイドラインがあるのかもしれません。

有限の時間の枠内に異質なものを詰め込む必要があるリニアなコンテンツであれば、宿命とも言えますので、こればかりはどうしようもありません。また、何をどう感じるかは個人差が非常に大きいので、困った問題です。

興味深いのは、時間的に近接していることだけで、何の関係もない内容なのにその二つのことがらから勝手に思いや絶望ややりきれなさが沸々と湧いてくる人もいるということです。

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