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お出口、お入口はわかりにくい → ×

口頭で「お出口はこちらです。」という説明は特に違和感なく受け入れることができますが、出口の案内サインに「お」や「御」が付くとどうしても違和感を感じます。

これはお店がお客様に向かって「お出口」と言っている訳です。しかしこの違和感は「出口」の動詞形である出るの主語が、その案内サインを見ている顧客としての自分自身であり、お店ではないからではないでしょうか。

「お出口」より「出口」のほうが圧倒的に自己帰属感があり、自分自身が出るという行為と結びつきやすいと考えます。

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