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自動販売機での低価格訴求は効果的なのだろうか → ×

商品によっては80円の飲料もあるようですが、100円均一など低価格を打ち出した飲料の自動販売機をたまに見かけます。

自分のお気に入りの飲料が安く売られていれば、この自動販売機で買う動機にはなるでしょうが、そういう場面は比較的少ないと思われます。残念ながら市場ではあまり売れ行きの良くないブランドの商品が多いはずです。また、自動販売機で飲料を買うシチュエーションは、「喉が乾いたのですぐその場で飲みたい」が多くを占めるので、120円で気にせず買う人が多いはずで、価格弾力性は低いと考えられます。

安い飲料を買いたい人は、時間をかけてでも食品スーパーやドラッグストアへ行くので、自動販売機で飲料を買うターゲット層には120円でも売れると考えられます。


※本記事は筆者ブログからの転載です。
Originally published at ktazuke.goat.me on Apr 13, 2018

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