HSP×毒親×うつ病 2.”理想の自分”と”実際の自分”の差を埋める方法 2-1差が生まれる理由編

第2回は、「理想の自分と実際の自分の差を埋める方法-差が生まれる理由」です。
2-1差が生まれる理由
2-2差を埋める方法
第2回にして前後編と分けちゃいます!テヘ

ひきこもっちゃう人に多いんですが、”理想の自分”と”実際の自分”の差が大きくなっちゃうんですよね。

いわゆる「私はなんでもできる。世界が知らないだけ」「あいつ(上司)は俺の価値をわかってない」とかですね。

私もそのタイプでした。自分に対しての万能感?みたいなものを持っていました。

仕事できる。なのに職場が理解して私を使ってくれない。少なくとも同僚よりも仕事ができる。
料理できる。誰よりもおいしいご飯を作ることができる。必要に駆られないからやってないだけ。なのに料理下手なイメージを付けられる。

ってな感じで。

ぱっと見、他力本願の自意識過剰と見受けられるこの言動。でも、結構切実な原因が眠っているんです。

なぜ”理想の自分”と”実際の自分”に差が生まれるのか

理由は「自分を認めてくれなかった親や社会への恨み」でも「ひがみ」でも「嫉妬」でもありません。自信のなさの裏返し…は近いようで遠いと思っています。

自分が天才でないと、存在していていいと思えないからです。

自己否定の末の末ですよね。でも実際にそう思っちゃいますし、なんならその思考が当たり前。

この思考の持ち主は、こんなことも思っています。
・他人に素直に褒められない(褒められたとしても、お世辞だと思っている)
・他人を見下している
・でも、本当は誰よりも焦っている

そう、自分ではしっかり気が付いています。こうあってほしいと思っている”天才な理想の自分”と”実際の自分”に差があることを。

あぁどうしよう。本当は何もできないとバレてしまったら、僕は馬鹿にされる。価値がないと捨てられてしまう。僕から離れていってしまう。

こんな思考にとらわれ続けて焦っています。
ここで言う”何もできない”の理想も、”天才な理想の自分”ができて”実際の自分”ができない物事を指します。”理想の自分”と”実際の自分に”差が開いている人は、”何もできない”と考えていることも大きいです。
スーパーマンが人を助けているのをみて、一般人が無力感を覚えているくらい大きいです。

人は、孤独を何よりも恐れます。一般人がスーパーマンと同じことができないから、みんなが自分から離れていくと考えてしまっているとすると、それはとてつもない絶望だと思いませんか?

苦しいですよね。そんな途方もない絶望をもって、できない自分をずっと大きく見せ続ける。悔しいですよね。本当はスーパーマンみたいな力を持っていなくても認めてほしいですよね。

この苦しみの原因は「他人から認められなかった」だけです。イジメや毒親からの虐待、パワハラなど原因はそれぞれですが、必ず根底にはこの原因があります。

誰かに認められない=自分はできないヤツ
できないヤツ=いらないヤツ
いらないヤツなんかじゃない!俺は天才だ、天才じゃないといけない(そうじゃないと、自分で自分を認められない)
みんな離れていく。

これが”理想の自分”と”実際の自分”に乖離ができてしまう理由です。

次回は、この差を埋める方法をお伝えします。
ここまで読んでいただいてありがとうございますッ!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?