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FC東京戦【柏レイソル観戦日記】

犬飼智也に救われた

FC東京 3-3 柏レイソル

開始2分。

ゴール前で土屋がボールを奪い、こぼれたところをサヴィオが完璧なコースに流し込み先制。
何の脈略もないところから生まれたゴールに油断していた柏サポ。決まった瞬間は、喜びというより困惑強め。

それでも、欲しかった先制点。
これはいつもと違う!今日はイケるぞ!という、立ち上がりになるはずだったのだが…

前半6分。

CKからのヘディングシュートをGKマツケンが弾き、こぼれたボールを仲川選手に決められあっさりと同点。

あまり言及する人がいない気がするので、敢えて言うけど、これはマツケンのやらかし。正直、難しくないシュートだったと思う。キャッチしろとまでは言わないが、あれをしっかり弾き切れないのは厳しい。

マツケンの良さは派手さはないが堅実さ。良くも悪くもプレーに安定感がある部分だと思う。ユース育ちだし、サポとしてはどうしても査定が甘くなってしまいがちだけど、今シーズンのパフォーマンスははっきり言って良くない。

先制点を奪い、イケるぞというチームの空気を一瞬で壊すあまりにも重い失点だった。このパフォーマンスが続くとスタメンも危うくなってくるかもしれない(が、下からの突き上げがないのが停滞を物語っている。佐々木雅士!お前がポジション奪うぐらいになってくれないと上昇はないぞ!)

一度失った流れは簡単には戻らない。
前半32分にディエゴにPKを決められ、勝ち越される。

そして、トドメは前半37分の松木選手のゴール。CKの跳ね返りをダイレクトボレーでゴールサイドネットに突き刺すゴラッソ。敵ながら素晴らしいゴールだった。決められた瞬間「あーーーこれはもう仕方ない!」とでかい声で叫んでしまった。

ぶっちゃけ、今日はこのゴールで心がほぼ折れていた。相手GKが退場になり「ここからイケるぞ!」と言葉にはするものの、本音ではレイソルが逆転する姿が思い浮かばなかった。いくら45分の時間があり人数が一人少ないとはいえ、引いてブロックを作ってくる相手に3点を取るのは現実的ではない。

ただのカラ元気。
声を出していないとおかしくなりそうだった。

そんな折れかけた心を繋ぎ止めてくれたのが、後半開始直後の犬飼のゴール。

相手が引いてくることを予想していたような完璧な一撃は、FC東京に対して「それなら撃ちますよ?」という牽制にもなったし、何より味方選手、そして柏サポーターに対して「点を取りに行くんだぞ!俺たちはここから勝ちに行くんだぞ!わかってるのか?」という強烈なメッセージを届けてくれた。

ゴールを決めた後、すぐに背を向けて自陣に戻っていく姿には、ここ何年かのレイソルの試合で一番心が震えた。選手が諦めていないのに、サポが先に心が折れてる場合じゃないと、もう一度奮い立たせてくれた。

このゴールで完全に流れを引き戻したレイソル。後半13分に白井のミドルのこぼれ球を島村が押し込み同点に。勝ち越しこそならなかったものの、完全な負けゲームからなんとか踏ん張り勝ち点1を掴み取る結果になった。

個人的に今日のMVPは犬飼。
不言実行。最高に格好良かった。

まだまだ、チームとしての課題は山積みだが、この試合がターニングポイントになってくれるよう期待したい。

次は水曜日の日立台・湘南戦。
なんだけど、仕事で行けそうにないので欠席。
その次の日立台・札幌戦は現地予定。

下位チームとの連戦。
しっかりと勝ち点を取っていこう。

左SB古賀太陽

後半、ジエゴを下げて立田を左CBに。
古賀太陽がそのままスライドし左SBの位置に。

何で今までこれをやらなかったの?という疑問はありつつも、初めての並びに。

SB太陽の攻撃面については、あまり期待はしない方がいいかなとは思いつつ、ジエゴのファウルトラブルのこともあるし、オプションとしては全然あり。一度犬飼、立田コンビを見たかったというのもある。

今はやっぱり、各チームがジエゴのところを狙っている節があるし、うまくいかないなという時はこれはもっと試してもいい気がする。

クロスもうちょっと工夫しない?

今シーズン、よくクロスを相手GKにキャッチされている気がする。キーパーの頭を超えて逆サイドからの折り返しを狙っているのかわからないが、ちょっとあまりにもそういうシーンが多い気がする。

もっとキーパーがキャッチしにくいような速いクロスを入れるとか、低い弾道のクロスとか、マイナスに入れるとか(まあ後ろから人が入ってこないんだけど)、そういう工夫がもっとあってもいい気がするんだけどなぁ。

例えば、神戸戦とか浦和戦の木下のゴールとかが典型だけど、前に行くと見せてちょっと後ろに下がるとか、そういうシーンがあまり見られないのが不思議。逆に言えばクロスを上げるようなところまでは持って行けてるんだから、あとはその質と工夫だと思うんだよなぁ。

そこが見えてこない。

新チャント・決起集会

久々の決起集会。
新チャントは二つ。

一つ目は『ペルージャ』

コルリの「か・し・わ」のコールに合わせて「か・し・わ」の後に、手拍子プラス柏コール×4。中田英寿がペルージャにいた時にやっていたチャントのオマージュらしい。シンプルで覚えやすいが、使い所が難しいかな?という印象。

特に最近、サンライズだと柏熱の音が聞こえづらいなんていう声も上がっていたし、太鼓に依存するところとかはタイミングが難しいかもな。横に広い柏熱でも端端だと中央の太鼓の音に頼ることになるから、何か工夫があるといいかも。4回じゃなくてもっとループしてやってもいい気がする。

もう一つの新チャントは『不明』

大昔にやっていたチャントらしいが、流石に記憶にない。自分が日立台に初めて連れて行ってもらったのは95年、96年あたりのベルマーレ平塚戦なんだけど、恐らくその時ぐらいにやっていたチャントらしい。曲名も不明。なので今日もずっと『よくわからない曲』と呼ばれていた。このままだと正式名称が『よくわからない曲』になってしまいそうw

こちらもシンプルだけどポイントが一つ。1回目の「ゆくぞかしわ」は上がる、2回目は下がる。ここさえ覚えれば、非常に声も出しやすくノリやすいチャントだなと思った。

決起集会では、最近のチームの話や真大のマブダチの話など。非常に気合いが入るいい内容だった。

是非、次の湘南戦行かれる方は柏レイソルゴール裏のTwitterの方に動画がありますし、他の方々がアップしてくれている決起集会の動画などもあるので、そちらを見て予習しておくといいかなと思います。

DAZNガールズ?

一体いつ出てきたんだ?と思ったら決起集会中に何かしらやっていたらしい。なので、ゴール裏にいたほぼ全ての柏サポが見ていないというw

ちょっと見てみたい気持ちは……

正直あった。

その他写真

ディエゴ、ユニ間違えてるぞ(毎年言ってる)
ナイスゴール島村。次こそ勝ち試合にしよう。
試合終了後
帰りの味スタはすごい綺麗だった

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