ヴァーチャル世界が僕たちの遊び場だった 〜近い未来のメタバース〜
コロナ以前は友人を自宅に招き楽しく遊んでいたが、コロナ以降は両親の考えもあり自宅での遊びは禁止となった。
外出をするのにもお金がかかるし、大都会へ行くのは多少の抵抗もある。
そんな時、私と友人はApexLegends(Apex)を遊び場に選んだ。
Apexとは?
『ApexLegends』は無料で遊ぶことができるオンラインゲームで、3人でチームを組み、多くの敵がいるフィールドで最後まで生き残ることを目指すバトルロイヤルゲームだ。
リリース当時から大きな人気があり、大会が開かれるなど非常に盛り上がっている。
前提として、Apexはゲームとしてクオリティがすごく高い。
飽き性の私がリリース当時から(一年ほど空白の期間があるものの)遊び続けているのは大きな証拠だろう。
しかし、私がApexを長く遊んでいる一番の理由は、
「友人とコミュニケーションを取りやすく、一緒にいる感覚になれる」
という部分だ。
現実で"ゆびを差す"ように
Apexにはピンというシステムがある。
これは自分の意思を簡単に伝えることができる機能で、例えば遠距離に敵を発見したら、そこにピンを差すことで味方に敵がいることを伝えることができる。
このシステムはApexリリース当時は本当に革命で、ボイスチャット無しでも味方とコミュニケーションが取れると大きく話題になった。
私は友人と遊ぶときはボイスチャットONで遊んでいるが、どちらにせよこのピンは優秀だ。
今までのゲームは味方に情報を伝えるとき、
「あのー、工場から出て左側にある家の二階に敵がいる!!」
とか言う必要があった。
分かりづらいし、敵がいる状況でこんな長いセリフを丁寧に話す余裕は無い。
それがこのゲームなら、現実世界でゆびを差すようにピンを差し、簡単に味方と情報を共有できる。
現実のように、スマートなコミュニケーションが取れるのだ。
私は「友人と公園に遊びにいく」くらいの感覚でApexを遊んでいる。
散歩する感覚でフィールドを探索し、キャッチボールをする感覚で戦闘をする。
よく大人は「ゲームばかり遊んで!」と言うが、私にとってゲームは現実世界と同じくらい大切な空間なのだ。
マインクラフトという存在
私がこうした感覚でゲームと向き合うのにはマインクラフトの存在が大きいのかもしれない。
私は小学生の頃から友人たちとマインクラフトを遊んでいた。
みんなで決まった時間に起動して、ボイスチャットを繋ぎながら、無限に広がるその世界を探検し続けた。
最初は何もない世界だが、力を合わせてアイテムを集め、拠点を作り、どんどん自分たちの世界を開拓していく。
この感覚は、秘密基地を作ることに似てるかも知れない。
きっと多くの人が友達と秘密基地をつくり、たくさんの時間を過ごした経験があるだろう。
しかし私が生まれた都会には、秘密基地を作れるような場所は無かった。
代わりに、私たちにはマインクラフトがあった。
秘密基地を作るより「もっと壮大で」「もっと可能性に溢れ」「もっと自由な」経験をしたのだ。
そこには現実と変わらないアソビバが確かに存在していたし、大切な思い出になっている。
メタバースってよくわからないけど
私もイマイチ理解していないが、最近よく「メタバース」という言葉を聞くようになった。
「ヴァーチャル空間が仕事や遊びを行う場所になるって、アニメじゃないんだから」なんて思っていたが、思い返せば私は昔からヴァーチャルの世界に生きていたではないか。
そう考えると、メタバースというのは案外身近な存在で、本当に全てがヴァーチャル上で行われる世界がやってくるのかもしれない。
なぜなら、今後の社会を作っていくのは、「現実」と「ヴァーチャル」両方をアソビバにしてきた私たちなのだから。
おまけ
ここまで読んでいただいてありがとうございます!
高校三年生になり色々と忙しくなってきましたが、これからも月一くらいのペースで投稿できたらなと思っていますので、よろしくお願いします^^!
僕のメタバースの知識はBABYMETALがメタルバースを始めたキッカケで少し調べたのと、「岡田を追え!!」チャンネルの動画程度しか知識がないので、全然詳しいことは書けていないです、ゴメンナサイ。
けどすっごく興味はあるので、今度何か書籍を買ってみようと思います!
BABYEMTALは日本の企業とコラボしてNFTのヴァーチャルシューズを出していたりするし、岡田を追え!!チャンネルは面白いので、どちらもチェックしてみてください!
また別の記事でお会いしましょう!SeeYou!!
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