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タクシーの学生割引を企業の広告枠として考えてみた。

こんなタクシーの利用方法があっても面白いんじゃないか?と思っています。

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「タクシーを移動手段からエンタメに変えていく」
日本タクシーエンターテインメント協会
発起人 ヨナシロ
です。

このnoteでの投稿以外に、Facebookの非公開グループ(無料)で
『タクシーエンタメ奮闘記』を投稿しています。

「どうすればタクシーを面白くできるだろう?」という謎解きゲームのようなチャレンジの記録です。
本日はその中の記事を投稿します。

本日公開する内容は、
『学生(受験生)にタクシー移動を贈る』
について投稿した記事です。
よろしくお願いいたします。

それではどうぞ。

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こんばんは、本日は
「学生(受験生)にタクシー移動を贈る」
についてお送りします。

以前も「タクシーの移動を贈る」という内容でこのような記事を書きました。

それの続きというか、少し発展というか、細かく考えてみた話です。

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受験生に安心の移動を贈る
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少し前に「タクシードライバーは見た」という記事で受験生をお送りしたタクシー運転手にお礼の手紙が来たという話を書きました。

そのときに、運転手は受験生の料金をサービスでタダしたのですが、そこに贈るヒントを見つけたので少し深堀ってみました。

昨年のセンター試験のときの話ですが、
会場まで受験生をお送りしたその時の運転手の
「料金を無料にした」
という好意は
エールであり、受験生のちょっとした不安を落ち着かせることであったと思います。

その優しさや好意はというものは、世の中に存在していると思います。

ただ、それだけだと幅が広くピンポイントでないな~という悩みはありました。

その状態で、タクシー運転手が受験生に贈るエールの出来事を思いだし、
これだ!と考えました。

受験生が移動するタクシーの料金を、別の人が負担することで、受験生は無料(もしくは1,000円割)のようなサービスがあっても良いと思いました。

しかし、それだと受験の時期にしか行えません。

どうせなら、学生割引として大学生なら500円割引のサービスを入れても良いのではないかと変えてみました。
もちろん、受験の時期は受験用のサービスで。

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企業・個人が負担するタクシー料金
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上記の学生割引の仕組みを考える前に
「タクシー 学生割引」でググってみました。

会社によっては、存在しているところもあるようです。
しかし一般的ではないため、ほとんど認知も、利用もされていないと思います。

しかも、たぶん会社負担です。
これでは喜んで割引は出来ません。

広島の日の丸交通の割引

「タクシー料金に学割はありませんか?」の回答

これらの情報から考慮してみると、まだほとんど取り入れられていないサービスだと思います。

この学生割引を、
負担は会社、利用は学生というタクシー利用を贈る形で仕組みを考えてみます。

まず、学生は学生証を見せると1,000円割引にします。
学生から料金を頂かないということは、会社へ納金する際に足りないので運転手が負担です。
学生がタクシーに乗って、料金が1000円だったとします、

1000円割 → 学生は支払いなし → 納金1000円不足
(不足分を運転手が負担)

上記で受験生に対して運転手が行ったのがこの形です。

この、エールや贈る優しさというものを仕組みとして成り立たせることで学生割引は可能になると思います。

例えば、学生割引の1000円はどこかの企業が負担するとします、

〇企業が負担(1回1000円分) → 1000円割 → 学生は支払いなし
→ 納金不足→運転手は負担なし
→〇不足分は企業が負担

企業が後ろと前についていますが役割は同じです。
あらかじめ、企業に枠を買ってもらい
後に割引された分を負担するという形にします。
購入した企業は、タクシーの割引を贈るのは○○企業ですという形で広告の役割にもなり
就活の際の認知にも繋がります。

この際、○割引よりも、1000円負担が良いと思います。
学生はそこまで長距離を利用しませんし、1000円分は無料で乗れると知っていた方が利用もしやすいとおもいます。

これは別に企業じゃなくても良いのかな?
と思いますが、乗る大学生は多いのに負担する側な少ないと予算が足りなかったりするので、
小さく人数限定にするか企業が大きく負担する形でないと
どこかでマイナスが生まれると思います。

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障害者割引と福祉券が存在する
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現在のタクシーには、障害者割引や福祉券が存在します。

障害者手帳を見せれば割引をされる制度と、
行政から出されるタクシー乗車用の商品券です。

割引も、福祉券の負担も今は税金ということになります。
負担は行政になりますが、税金ということはその前に市民がいます。

なんだかんだ市民が負担してタクシーの割引や贈りが存在しています。

税金でも賄えるなら全然良いですが、きっとこちらの場合は申請や、予算云々があると思います。

福祉券もどこかの企業に購入してもらい、券(紙)自体を広告チラシの役割にも変えられます。

お金の負担場所が違うだけで、タクシーの利用は贈られているので、まずは学生割引からでもタクシーの利用を贈る仕組みが出来ても良いと思います

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利用者増と、人材不足解消のきっかけ
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学生はタクシーにほぼ乗りません。
その層が利用するようになるということはこれまでの利用していない層の獲得に繋がります。

この場合、「短い距離が増える」という運転手側の不満があがることも予想されますが、すでに420円(東京23区)という料金の時点で短距離の頭打ちされているので、その数が増えることは単純に売上増になりますし1000円までは利用できるので、学生だからといってワンメーターとは限りません。

ここに、信用評価があれば尚良いと思います。
信用評価が貯まれば、後の長距離予約に繋がるという形であれば、近くても大事にしたくなります。
学生だから、近距離だから、という乗せない理由にはなりません。

また、タクシーに乗らないということはタクシー運転手という職業が身近にありません。
それだけでなり手を失っていると思います。

僕もそうでしたが、タクシー運転手をやる寸前まで選択肢に上がってきませんでした。
数年前に可愛すぎるタクシー運転手として世に出た生田さんというタクシー運転手がいるのですが、それ以降女性の若い世代のタクシー運転手は増えたと思います。

そのようなことがない限り希望する職業としては認知されません。

身近にある職業であり情報が入って来るか、ヒーロー的な存在をつくるか、でない限り雇用増は厳しいと思います。

以上のことから、

タクシー料金を割引く(贈る)優しさというのも存在し、
それが行政でも存在していて、
仕組みを作れば広告にもなり、
利用者増、人材不足解消の一手にもなる。

という可能性がある仕組みだなと、思いました。

メーター料金の法律があるので、簡単には進まない話だとは思いますが
提案していきたいと思います。

ありがとうございました。


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といった内容で
『タクシーエンタメ奮闘記』
(Facebook非公開グループ(無料))
でも記事を書いています。

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日本タクシーエンターテインメント協会HP(仮)

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