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#タクシードライバーは見た「地獄絵図を想像した出来事」

タクシーの臭い問題は、聞くことがある。
とんでもない匂いをしたタクシーもあると聞いたことがあるが、
僕のタクシーでは匂いに気を遣っている。

ほとんど、ペアで利用している先輩のお陰であったが
その方のお陰で
「いい香りのタクシーですね~」
と言われることも多い。

そんなタクシーである日、おばさまをお乗せした。

すると、
「ちょっと、なんか匂いきつい。
何の匂い?本当にキツイ!」
と、乗ってすぐにキツめの口調で言われた。

窓を開けながら不満そうな表情がバックミラーに映る。

これまでの事もあり、「匂いがキツイ」と言われて驚きもあったが、
それなりに快適さに自信もあったのでショックな部分もあった。

匂いの感じ方が人それぞれ違うことは理解しているし、
そう思われてしまう可能性があることは承知の上。

「いい匂いですね」と言ってくれる方が多いからといって
絶対にこの車の匂いは人を不快にすることは無い
という傲慢な考えもない。

申し訳ない。

そんなことを思っていると、なんか鼻を刺激する違和感があった。

僕の鼻に、なかなかキツいおばさん特有の匂いが入って来た。
言い表すのが難しいが、香水か何か強めのにおい。

「(あんたのほうがキツいわ!笑)」

そう心の中でツッコみ、別のことを思った。

“他人に不快感を与えていることを自分で認識できていない状態”
でありながら、
“他人の欠点ばかりを指摘するという行為はとても怖い”

息が臭い人に、自分のことを気づかず、周りも指摘できずの状態で
ノリだとしても「お前、息臭いわ~」なんて言われたら
それこそ地獄絵図。

でも、おばさまは何も悪くない。
不快に思わせてしまってごめんなさい。


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