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様々な職種のコロナ禍の日々が記録された『仕事本』に寄稿させて頂きました。

こんばんは、久しぶりのnote更新となりました。

久しぶりの投稿はお知らせでございます。

ようやく緊急事態宣言が全国的に解除されたとはいえ、北九州では新たに小学校でのクラスターの発生するなど、まだまだ先の長いコロナの日々です

そんなコロナウイルスの影響で発令された緊急事態宣言下の日記を、
あまり大々的には話せない出来事を、
寄稿させていただいた日記(仕事本)の中で書いています。

新型コロナウイルス感染拡大
ーーー前代未聞の事態を迎えたわたしたちの文学。
“普通の毎日”が一変した2020年4月、ほかの人はどう過ごしていたんだろう。
パン屋、ミニスーパー店員、専業主婦、タクシー運転手、介護士、留学生、馬の調教師、葬儀社スタッフ……コロナ禍で働く77人の日記アンソロジー!!!

77人の働く人たちのなかには、
音楽バンド・クリープハイプのボーカルである尾崎世界観さん、
芥川賞作家の町田康さん、
映画監督(映画「苦役列車」等)の山下敦弘さん、
元NHK職員で作家の浅生鴨さん、
など
実績のある方々も多数参加されています。

みどころは知名度のある方々の参加という点もありますが、
何と言っても
普段僕らが何気なく目にし、触れ、利用しているサービスやモノを提供してくださっている様々な職種の人たちのコロナ禍の、緊急事態宣言発令時の日々が記録されているところです。

緊急事態宣言によってどのような影響を受け、変化があったのか。
そこに関わっている働くヒト、モノ、動物、お客様。
それぞれが前代未聞の状況に身を置かれるなかで、
瞳には映らない、耳には入ってこないそれぞれの日々を垣間見ることが出来ます。

読んで損はない一冊だと思います。

歴史に残る一冊だと思います。


はじめに
仕事、終わり~。
今日のお風呂は、登別温泉風かな別府温泉風かな。なんていう、ついこの間までのおだやかな日常は、コロナウイルスによって一変させられました。仕事がなくなったり、やり方が変わったり、突然忙しくなったり。ほかの人の仕事が気になりはじめました。この危機、どうやって乗り越えるんだろう?
 緊急事態宣言が発せられた日、左右社編集部はすぐさま、仕事をテーマにした本をつくるべく、七七人のさまざまな職業の人たちに、四月の日記を書いてもらうようお願いしました。それを構成したのが本書です。
 有名な人も無名な人も、二〇代も八〇代も、命の危険を感じながら治療する医者も、風評に悩まされるタクシー運転手もいます。日記を読むうちに、これまで職業名でしか認識していなかった人も、ひとりひとりの素顔が見えてきました。翻ってみれば、納豆を食べる幸せひとつとっても、どれだけの人の仕事でなりたっているか。
 ひとつの仕事は、誰かの生活につながり、その生活がまた別の人の仕事を支えている。本書は仕事辞典であると同時に、緊急事態宣言後の記録であり、働く人のパワーワードが心に刺さる文学作品でもあります。
 仕事は続くよ、どこまでも。

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