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女性の社会進出

 こんにちは。税理士ラベンダーです。
 2日の投稿はお休みしてしまいました…。
 仕事の合間を見つけては投稿するつもりですが、なかなか時間が取れない場合は不定期にお休みしますこと、ご了承していただければ幸いです。

 さて、10月1日よりインボイス制度がいよいよ施行されました。
 免税業者でも影響を受ける制度、それが「インボイス」です。
 詳しくは過去の「3分でわかる!インボイス制度-Ⅰ」や「詳しくわかる!インボイス制度-Ⅱ」(一部有料)をご覧になって頂けばと思います。

 今回は「女性の社会進出」について書きたいと思います。

 先日、日本税理士連合会(日税連)ではクォータ制を導入し、女性役員の割合を20%にするという議案が可決されました。
(私的にはクォーター(quarter)なのだから、1/4の25%では?と思ったのですが、正しくはノルウェー発祥の「クォータ(quota)制」
 性差別による弊害や格差解消のために一定の割り当てをするもの。
 全会員の約10%しか女性税理士はいないので、20%は妥当なのかな?)
 私も御多分に洩れず、現在、税理士会支部役員を務めさせて頂いています。
 いつまで続くかはわかりませんが・・・。

 女性の社会進出というと、恐らくは「男女雇用機会均等法」から始まっているのではと思います。
 当時、女性は結婚し子供を産むのが最も優先される仕事とされ、短大か専門学校に入学するのが通例、4年生大学は結婚に邪魔になるからと行かせてもらえない人も多い、そんな時代でした。
 企業に就職したとしても、コピー取りやお茶くみが仕事とされ、結婚までの「繋ぎ」としての仕事しかなかったのです。

 そんな時代に私は税理士となり働いていた訳ですが、当然、そうした慣習は企業に色濃く残り「仕事をしたかったら男と同じように働け」と無言のプレッシャーがあり、「だから、女はダメなんだ」と言われないよう「出来ない」などと弱音を吐くこともできず、無理をして働き続けました。
 ですから、私と同世代の女性たちは、結婚して家事・育児負担が増えることにより身体を壊し、泣く泣く仕事を辞めざるを得ない、そんな人たちも多かったはずです。

 時は移り現代では、女性の社会進出は確実に進んでいると実感できるようになりました。
 まず、官公庁での責任ある立場の女性の数が増えています。私の知る限り
 管轄国税局の局長、税務副署長、課長などは女性が就任されています。
 一昔前までは考えられなかった人事です。

 そして自治体が行う個人事業主の創業支援では、その一環として税務・会計指導を税理士が請け負うのですが、最近ではその中に女性の創業者が出てくるようになりました。
 先日、私が担当した方はまだ若いパティシエでしたが、銀行から融資を受け、店を持ち、自分の作るお菓子を人々に提供する、そんな夢のある方のコンサルティングをしてきました。

「是非とも、頑張ってお店を成功させてほしい」心からそう願わずにはいられませんでした。

 ゆっくりとではありますが、時代は確実に変わっている。そう思う今日この頃です。
 女性が社会進出することは、決してマイナスではないはず。
 なぜなら風通しの良い、住みやすい社会に女性の力は必要だと思うからです。

 最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
 10月22日は「電子帳簿保存法」について投稿する予定です。
 乞うご期待!!

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