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「出火のない火災」は存在しない

※お知らせ※
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こんにちわこんばんわ。
全ての増税に反対し、全ての減税に賛成する自由人、七篠ひとり(@w4rZ1NTzltBKRwQ)です。

今日はこちらのポストから。

こちらは国民民主党・玉木代表の

先日発生した能登半島地震において、志賀原子力発電所で火災が発生したという報道がありましたが、油漏れであって火災は確認されていませんので誤情報の拡散はやめてください

という注意喚起のポストです。

とはいえこの件を取り上げたのは、原発で火災があったかどうかを議論するためではありません。

現場を確認できない者同士で憶測の話をしあっても無意味です。

何を信じるかは様々な情報を見て自分で判断すればいいでしょう。

このポストを取り上げた理由はそうではなく

「正確な言葉で表現する大切さ」を再認識するため

です。

起動変圧器から油が漏れたが出火はしていないのであればそれは「油漏れ」であって「火災ではない」というのは「正確な表現」です。

当たり前の話ですが人の意図に反して発火し、何かが燃える現象のことを「火災」というのであって、出火していないのであれば「火災」ではありません。

それを「火災」と表現してしまえば、対処も指示も今後の原発に対する議論も何もかも間違えることになりますし、不必要な不安を煽ることにもなるでしょう。

だからこそ玉木代表は繰り返し「正しい表現」で発信しているのだと思いますが、みなさんこのポストをよく覚えておいてください。

そして「教育無償化」という言葉が出るたびにこの姿を思い出しましょう。

「出火のない火災」が存在しないように「負担がある無償」も存在しません。

「間違った表現」は誤解を生み、議論や判断を誤らせます。

油が漏れたが出火はしていないのであればそれは「油漏れ」であるように、一生続く税負担があるのならそれは「税負担化」です。

それを「無償化」と呼ぶのなら、今回の件も「火災」でも「爆発」でも各々が好きなように呼ぶことを容認すべきでしょう。

私は断じてそうは思いませんから、今回の件を「火災」とは表現しません。

そして「無償化」についても「税負担化」と正しく表現します。

ですのでこの国の国会議員の皆さんも同様に「税負担化」と表現すべきです。

「教育無償化を実現する会」という政党名を批判し「教育税負担化を実現する会に改名しなさい」と指摘すべきです。

都合の良い時だけ言葉の定義を変えるなら「火災」や「汚染水」といった表現に口出しする資格はありません。

それを言わせているのは「無償化」という言葉を許すあなた達なのですから当然のことです。

そのような誤った議論にならないように「無償化」という言葉を止め「税負担化」と言うべきです。

言葉は大切にしましょう。

ということで、今日の記事はここまで。

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