0歳児への投票権は「権利の侵害」でしかありません
こんにちわこんばんわ。
全ての増税に反対し、全ての減税に賛成する自由人、七篠ひとり(@w4rZ1NTzltBKRwQ)です。
今日はこちらのポストから。
日本維新の会がまたとてつもなくアホなことを言い出しました。
なんと
0歳児に選挙権を与えるべきだ
というのです。
「0歳児から選挙権を付与した上で、保護者などが代理で行使することを想定している」ということですがハッキリ言いましょう。
権利の意味も分からない政党が国民の自由や権利を守れるわけないので維新に投票することは危険です。
こんな政党に投票すべきではありません。
ということでこの「0歳児選挙権」の何かおかしいのかを解説していきましょう。
まず前回の「権利に義務は生じない」の記事でも説明しましたが
「権利」とは
第三者の権利を侵害しないこと
を前提に
自分の生命や自由、財産などに対して自分で意思決定が出来ること
です。
この「自分自身の意思で行う事」が「権利の行使」であり、もしそれが第三者の意思で行われるのであればそれは「権利の侵害」でしかありません。
例えば自分で稼いだお金を自分の意思で使う事は「財産権の行使」ですが、もし家族があなたに無断であなたの貯金を使っていた場合もあなたはこれを「財産権の行使」と呼べますか?
「なんで勝手に使うの!」と怒るのではないですか?
なぜ怒るのか。
それはそれが「財産権の侵害」だからです。
では0歳児に与えられた選挙権を、本人の意思や同意に関係なく行使することを「選挙権の行使」と言える理由はありますか?
自分の投票権を増やしたいという民主主義では禁じ手の身勝手な理由で、我が子という「個人」に対する「権利の侵害」を行うことにはなりませんか?
この問題は「0歳児に選挙権を与えること」ではありません。
意思表示の出来ない0歳児が、自分の選挙権を行使せず棄権することは全く問題ないからです。
そうではなく大きな問題は
他の個人が持つ選挙権をその人の意思に関係なく第三者が行使することを良しとすること
です。
それを良しとするなら、あなたが持つ権利をあなたの意思に関係なく私が行使することも容認すべきです。
他人の権利を勝手に行使することは良いけど自分の権利を使われるのは嫌だなんて子どものような我がままを言うのは止めましょう。
もう一度言いますが「権利」とは
第三者の権利を侵害しないこと
を前提に
自分の生命や自由、財産などに対して自分で意思決定が出来ること
です。
第三者の権利を勝手に行使することを容認するなら、あなたの権利が奪われ誰かに行使されることも覚悟してください。
権利も自由も自分自身の手で守るものです。
しかしそれは他人の権利と自由を守ることによってのみ出来ることなのです。
ということで、今日はここまで。
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