演技を楽しむわたしのために4어무니
誠実すぎたんだと思う
誠実でいれるいれないの予想を立てその予想の立てにくさも気にするところとか
異常だったんだと思う
自分や周りの普通さを踏まえながらその普通さの観察の仕方だとか
わたしの言葉って貫通していくようなものだと思う
別に過激なことを考えていないんだけれど
たぶん出しちゃいけないことばかりで
でもたまに少し漏れてる
別に頭の回転が速いわけでもないしぼんやりしてる
大事なことってぼんやりしないとわかんないから
こういうところが子どもすぎるんだと思う
思ってたよりも子どもの居場所ってない
昔のわたしが書いた人に好かれないといけない文章を読みなおしていたんだけれど
これって相当キレてない?
ギアを1と6しか使ってこなかったからなんかドギツイって感じ
本物が好きすぎたんだと思う
そんなだったのにとりあえずテンプレ使いなよが馴染んできた
ゲームと法律にノるのがケアか利他かを知ったし
もちろんそんなことは知ってた実はもともとに過ぎないんだけど
それでもこれまではノる気がさらさらなかったんだとわからせてくれた
それに相当キレてた!のは相手のゲームや法が何かを無視するからなんだと思う
あとおもしろくないのも
それはそう変わんない少なくとも変える必要がない中動態変わるだけだから黙ってて仲良くして
本当のわたしなんて生まれ落ちたために欠けてしまうようなものだから
いつだってわたしは嘘のわたしなのだけれど
嘘の足跡をなんどもつないでみたら濃くなってるアララと健気にあろうね
わたしがこの空間を占める必要がなぜかあるのだし
もともと遠回りな演技ばかりしかどこにもないのだから
見えない位置にピアスを開けておくことは忘れずに
平屋が亡くなってお金あっての自由だけが残ったんだから
福祉も人類学も接客業になるんだから
笑顔も声も身体も心も稼げるかで着替えさせられてしまうのだから
せめて先に身体はみずから貫通しておいて
穴だけは血だけは膿だけは奪わせないために
モノになってもわたしのフェチはわたしのもの
演技を楽しみまショウよ
演技で癒されたいアナタのために
騙されちゃうオジサンのために
世界のキラキラのために
感情はノセナイままに
変わらずバカバカしいままに
それでも生活は読書と同じなのだからと
演技を楽しむわたしのために
4어무니
変わらずわたしのために
参考
松本卓也
人はみな妄想する -ジャック・ラカンと鑑別診断の思想-
享楽社会論: 現代ラカン派の展開
近内悠太
利他・ケア・傷の倫理学 「私」を生き直すための哲学
P.S.
子どもはダメだけど
お金がある限りお金になる限り
子どもはイイんだよね
おじさんはお金があってもダメらしいんだけど
だいたいのおじさんも息をしていて
買うことのできないビルを立てて
その横を素通りする中古の車の
ドアポケットに缶コーヒー微糖
人間はそもそも演技をする必要のある生き物ですし、
今の産業構造が、そこで広まっている言説が演技をすることを要請しています。
それは、これからも変わらないでしょう。
その中で、たまたま演技をしていないように見える形で歯に衣着せぬ言い方をしている人が人気を得て、本当のことを言おうよっていう運動をして、人を惹きつけます。
その結果、本当の自分でいないとって思わされます。
死ぬように生きることも、生きるように死ぬこともできないことに苦しんでいることが多い気がして。
だからこそ、演技の不可避さと演技の楽しさをもっと広めていかないと苦しくなると思う。
不条理な劇中劇を私たちは生きているのだから。