2019年に読んだ50冊の本を並べてみる
読んだ本を探してみたらだいたい50冊ありました。中にはどうでも良いようなものもあったので一部省略しましたが、おおよそこれが今年読んだ本のようです。
興味の移り変わりがわかって面白かったのでカテゴライズせずそのまま時系列順にある程度並んでいます。
2020年版はこちら
ある男
新年最初に読んだ本らしい。
ブロックチェーン・レボリューション ――ビットコインを支える技術はどのようにビジネスと経済、そして世界を変えるのか
ブロックチェーンに関して初めて読んで、関わろうと思ったきっかけになった本。
日本再興戦略
年始めだし、方針ぎめになりそうな物を読もうと思って買った気がする。年の瀬にも結局ふわっとしている。
OKR
前の会社でOKRがブームだったので読んだ。活かせたかは未だ謎。
ブロックチェーンアプリケーション開発の教科書
技術的な本として初めて使った参考書。Ethereum開発の雰囲気を理解した。
安藤忠雄 都市と自然
彼女が建築関係なのでとりあえず読んでみた。
ソクラテスの弁明 クリトン
本棚を整理して目の前に出てきたので読んだ、そんな感じ。
RPAの威力
新卒で入った会社で身覚えのある役員がRPAについてなんか言ってたのでさくっと目を通してみた。内容は覚えていない。
HELLO,DESIGN 日本人とデザイン
デザイン思考がこのときの関心。
アートの価値 マネー、パワー、ビューティー
アートに関する議論をしたのでその下地の知識としてインプット。
美術手帖2018年12月号
またアート文脈。アート×ブロックチェーンは面白い。
S,M,L,XL+: 現代都市をめぐるエッセイ
建築士文脈。建築というより都市計画というのは思想にも通ずるところがあって結構気に入った。レム・コールハースが建築家としても異色ではあるとか。
SmartCity 5.0 地方創生を加速する都市OS
福岡はスマートシティ化がどうとかいっているのでどういった議論があるのかと思って読んだ。スマートシティに関する本って本当にないことがわかった。
デザイン思考の先を行くもの
デザイン思考案件。序盤に読むものではなかった感。
パーパス・マネジメント
組織にあったころ。会社の組織的な動きや仕組みに疑問があったのでそのあたりをひたすらに読んでいた感じがする。
新訂 孫子
経営的な考え方にも疑問があったので、このあたりもと思って適当に選んだ。
「すぐ決まる組織」のつくり方
これまた組織の話。PDCAを高速で回して改善をしていこう!とか言う人は絶対に信用しないと誓った。
HARD THINGS 答えがない難問と困難にきみはどう立ち向かうか
これまた経営とかそういう文脈で手にとった(Kindleだけど)。
トークンエコノミービジネスの教科書
ブロックチェーン関係で、トークンエコノミーも一通り見ておこうと思ったので。
直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN
これもデザイン思考というもの。論理に偏りがちは僕は定期的にこういう思考法が気になる。
夢をかなえるゾウ
Amazon Primeだとタダだったので暇つぶしに。
右脳思考
これもデザイン思考文脈。内田教授もこういう良い始めるの面白いよね。
SPRINT 最速仕事術――あらゆる仕事がうまくいく最も合理的な方法
そういえば読んでないと思って一応。
お金の流れで探る現代権力史 「世界の今」が驚くほどよくわかる
セールだったのでポチったやつ。結構面白かった。
ニュータイプの時代
友達におすすめされたやつ。デザイン思考文脈と同じようなことを言っている。ロジカルシンキング→デザインシンキングの流れは完全に理解した。
共感SNS 丸く尖る発信で仕事を創る
SNS、YouTubeが気になったので読んでみた。
動画2.0 VISUAL STORYTELLING
動画作成に関して必見という感じだったので読んだ。結局動画作成は試してみて辞めた。
ユダヤの商法
おすすめされたので読んだ。
図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!
お金が気になったのでちょうど目についたやつを。
コーポレートファイナンス 戦略と実践
このあたりを勉強している友達と会ったので、ちょっと読んでみた。まだ途中だった気がする。
ネクスト・ブロックチェーン 次世代産業創成のエコシステム
ブロックチェーン関係をもっと深めようと思って読んでみた。経済文脈で書かれているので、経済学徒にとてもいい本。納得感が違う。
新事業企画・起業のための 実践ブロックチェーン・ビジネス
ビジネス視点での本。既存のビジネスとかが書かれていたりするけれど参考になるかは謎。
図解即戦力 ブロックチェーンのしくみと開発がこれ1冊でしっかりわかる教科書
技術的な仕組みがわかる。技術者じゃなくてもこれくらいは知らないといけない!というくらいの温度感のものが書かれているので現代において全ビジネスマンが読むべきと思う。
Blockchain Bubble or Revolution: The Present and Future of Blockchain and Cryptocurrencies
英語でブロックチェーン界隈の語彙を理解しておきたいと思って買った本。でも図らずも昨今話題になる「ワイブロ(なぜブロックチェーンである必要性があるのか)」という問いにちゃんと答えながら説明されているので夢が多く書かれる今の日本語の書籍より良い気もする。
現代思想 2017年2月号 特集=ビットコインとブロックチェーンの思想 ―中央なき社会のゆくえ
政治や社会が変わるはずなので、思想の観点からもブロックチェーンを語る必要があると思って調べたら引っかかった唯一の本。でもやっぱ経済哲学的なところが強い。社会契約の文脈でブロックチェーンを語りたい。
入門 Kubernetes
開発に必要な気がしたのでおさらい。
Kubernetes実践ガイド クラウドネイティブアプリケーションを支える技術
実運用にはもっと深堀りする必要があったのでもう一冊。でも結局EKSではなくECSをお守りすることになりそうなので、結果的には不要だった説もある。でもコンテナオーケストレーションは完全に理解した。
イシューからはじめよ――知的生産の「シンプルな本質」
これは有名すぎてノルマくらいの意味で手にとった。なお読み終わってない気がする。
2030年の世界地図帳 あたらしい経済とSDGs、未来への展望
これも一応。よくここまで幅広い情報を追っているよなぁと思う。落合陽一の時空はきっと歪んでいる。
政治学への扉
政治をブロックチェーンで再定義する必要があると思うので、基礎に立ち返って読んでみた。
政治学(補訂版) New Liberal Arts Selection
基礎に立ち返る2冊目。大学1年のときの補助的な資料だったのに買わなかった。7年越しに結局買うことになろうとは。
リベラルのことは嫌いでも、リベラリズムは嫌いにならないでください 井上達夫の法哲学入門
面白そうだったので買ってみた。こういった分野の本を読むのは久しぶりで楽しかった。大学戻りたい。
いま世界の哲学者が考えていること
本棚に積ん読してたので読んだ。哲学はブロックチェーンを導入する今こそ実学だし一番活躍する学問だと思っている。
世界史との対話〈上〉―70時間の歴史批評
これも積ん読してたもの。ゼロから仕組みを考え直そうとか思っているときに、過去の偉人の試みを振り返るととても重みを感じる。歴史を自分ごととして学ぶという感覚を現役のときに持たせられる教員って大事だと思った。
暗号通貨VS.国家 ビットコインは終わらない
メカニズムデザインの坂井教授もブロックチェーンに関わっていると知って早速読んでみた。とても平易なので既に色々読んだ身としては流し見的な感じではあった。
21世紀の貨幣論
やはり「価値」とはなにかという話にまで遡る必要が出てくる、ということでこの本。確か坂井さんの本のリファレンスだったから選んだ。
ご冗談でしょう,ファインマンさん 上
物理学者のファインマンの小話が書かれた本。大学時代に選択課題図書だったのに選ばなかったことを後悔するくらい面白かった。
ご冗談でしょう,ファインマンさん 下
興味に正直でなんでもやってみてしまう心意気がとてもすごい。
僕の人生には事件が起きない
先程の坂井教授が書評?したということでTwitterで目にしたので読んでみた。
暗号技術入門 第3版
暗号技術も多少は理解しておかないと思って、セールのときに買っておいたやつ。TLSとか雰囲気でわかっていたことがもう少しわかった。
今年は結構いろんなジャンルの本を読めたかなと思います。ほとんど小説は読んでないようです。
動画コンテンツが流行り2020年は一層人々は文字を読まなくなる気もしますが、やはり文字を理解する力があると人々が映像化することを待たずに情報を処理できるので引き続きやっていこうと思います。
日本語訳されるのを待つくらいなら英語を読んだほうが情報としては早い、というようなことが起きる気がするのです。
Kindleに既に積ん読が15冊くらいあるし、物理本も長年相当数貯めているので、活字は好きあらば引き続き読んでいきたい所存です。
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