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サラダで美味しい桃の食べ方

昨日のオンラインレッスンでご紹介した、桃を使ったサラダ。
桃とブッラータのインサラータ
Inaslata di pesche e burrata

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「桃をサラダに入れる発想はなかったです、試してみたい!」とのお声がインスタでも聞こえましたが、イタリア滞在時、桃の季節にはメルカートで買ってきて、よく作る大好きなサラダです。

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2019フィレンツェのAirb&bで作った、桃のサラダ。
ルーコラセルバーティカ、フェンネル、モッツァレッラリーネ、サラミ(フィノキオーナ)、桃、塩胡椒、EXVオリーブオイルを使用。

トスカーナ名物・フェンネルシードが入ったサラミ、辛み苦味のあるルーコラセルバーティカ、生のフェンネルスライス・・・フィレンツェの市場で手に入る食材で作ったスパイシーでパンチのあるサラダ。
このサラダには、甘みが強く果肉がしっかりしたイタリアの桃が好相性。
後述の桃、ペスカ・タバッキエーラです。
桃の個性によって、あわせる食材も変わってきます。

4:20頃から桃のサラダ作ってますので、よろしければご覧ください。
突然思い立って、片手にスマホ、片手に調理道具で初挑戦の動画撮影でした(汗)

イタリアの桃も様々な種類がありますが、平らな形をした“ぺスカ・タバッキエーラ”(Pesca Tabacchiera)という桃が美味しくて、メルカートで見つけると嬉しくなり、つい買ってしまいます。

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タバッキエーラというタバコを入れる箱に似ていることからつけられた名前だそうで、主要産地はシチリア島のエトナ山近くとのこと。
エトナ山あたりは、ブラッドオレンジの産地でもありますね。

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日本ではあまり見かけませんが、“蟠桃”という桃がタバッキエーラに近い感じがします。

皮はむかずに食べますが、皮のすぐ下が甘みが強く、果肉は濃厚な桃の風味がします。日本の桃とはまた違う美味しさです。

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日本の桃は、繊細な甘さで果汁がたっぷりジューシーですね。
7月、8月が最盛期。

桃は冷蔵庫に入れると甘みが抜けて、渋みが出てしまいますから
冷やすとしても食べる前、1時間ほどぐらいにしてくださいね!

皮はむいて食べることが多いと思いますが、ほどよく熟した桃は、
よく洗って皮をつけて食べると、香りがよくて美味しいですよ!

皮のすぐ下は甘みがあるので桃の美味しさを余すところなく感じられます。しかも皮にはカテキンが含まれていて抗酸化作用があるのも嬉しいところ。

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プーリア州アンドリアという町の名物チーズ・ブッラータを添えて。
ブッラータは、イタリア語でバターを意味するBurro(ブッロ)から名付けられ、「バターのような」という意味。モッツァレッラチーズの中に、生クリームと余ったチーズの切れ端が入っています。

プーリアの工房見学で出来立てを試食した時は、最高に美味しかったです♡
ブッラータのお話はまた別の機会に。

P.S
サラダをつくるのに便利な葉物野菜の水切りはこちら





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