『LIFE HOUSE』vol.3は、5月10日の17時から。ゲストは中国の歌い手、モーシーさん。

明日、5/10(日曜日)の17時から、七尾旅人youtubeチャンネルにて、『LIFE HOUSE』vol.3を配信します。


今回のゲストは、中国の素晴らしいシンガーソングライター、莫西子诗 (モーシー/Moxi Zishi)さん。

中国と日本のミュージシャンの交流の架け橋となっている、
PANDA RECORDの喜多直人さんも同席して下さることになりました。

最初にCOVID-19の脅威を世界に伝えたのは武漢からの映像でした。
いま中国はどのような状況にあるのでしょうか。

少数民族、イ族の出身であるモーシーさんの目に、現在の中国はどう映っているでしょうか。
パンデミック後の世界に望むものは?

対話をしたり、また、彼の非常に美しく透徹とした音楽を一緒に味わったり出来ればなと思っております。

とても温かい人柄でユーモア溢れる男なので、あまり深刻な話にはならないかもしれませんが。
ますます分断が広がるこの世界に、歌で出来た小さな橋を架け渡すような時間を作ることが出来たら。
そんなことを思って、彼に声をかけました。

どうぞ、お楽しみに。


※ちなみにモーシーさんからは「今回の全ての投げ銭は、中国と日本のライブハウスに半分ずつを寄付させていただければ幸いです」とのメッセージを受け取った。公表OKとのことだったので、ここに追記しておきます。


〈イベント概要〉
対コロナ支援・コラボ配信シリーズ『LIFE HOUSE』(ライフ・ハウス)は街角の小さなベニューをイメージした、手作りのオンラインイベントです。投げ銭ライブですが、経済的に苦しい方であっても、無料で誰でも観られます。収益は全てゲストにお渡しするか、相談の上、追い詰められた他の誰かや、お店等への支援に回します。
(投げ銭については寄付、施しではなく、出演して下さるゲストさんへの対価と捉えてください。あくまでも小さなライブハウスのイメージで。映像アーカイヴも残しますので、後からでも、いつでも投げ銭可能です。)


〈アーカイブ〉

youtube等に規制がかかっている中国のアーティストとオンラインでリアルタイムに繋ぐのはなかなか難しい面もあり、貴重な機会でしたが、無事に終えることが出来ました。この企画を始めて良かったと思える、意味深い時間でした。

今回、自分は「想像力の及ばない場所で」という新曲を歌っています。
4月前半に書いた歌で、忙殺されなかなか録れずにいましたが、この放送が初公開となりました。
分断でズタズタになった世界で、それでも、ここに居ない誰かを想像したい、思い描きたいという渇望がある限り、人は再び歩き出せると信じています。

モーシーさん、リーさん、ニーさん、喜多さん、ジェーン。
ご出演くださった皆さんに、心から感謝。
きっともう少しの辛抱ですね。
白い月明かりに照らされた景色の細部を、共に見に行けるその日まで。


〈投げ銭方法〉
◉スマホアプリ「pring(プリン)」もしくは、PayPalの投げ銭サービス「PayPal.Me」を使用します。
詳しい説明は、こちら初回放送の記事の下段に。(映像も観られます)↓https://note.com/tavito/n/nabe0a5713000
◉「Pring(プリン)」で投げ銭される方はこちら第3回のイベントページです。https://team.pring.app/teams/1630/posts/10067
◉PayPal.Meで投げ銭される場合は(Add a note)に「第3回ゲスト、モーシーさんへ」と必ず記入ください。どのゲストさんへの謝礼か不明になってしまうため。
⇒こちらのURLから投げ銭をお願いいたします。
https://www.paypal.me/tamatamastudio



〈莫西子诗 (モーシー/Moxi Zishi)〉

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中国西南地方の少数民族「彝(イ)族」出身
2013年にCCTV(中国の国営放送)で放映された弾き語りの圧倒的な歌声が中国全土の注目を集め一躍シンガーソングライターとして人気を博す。2014年にデビューアルバム「原野」をリリース。自らのルーツである彝(イ)族の言語と民族楽器を中心に収録された「原野」は一気に中国全土のヒットチャートを駆け登り、多様な文化を持つ中国の人々の心に共鳴した伝説のアルバムとなる。
2017年にPANDA RECORDが実施した青葉市子の中国主要4都市ツアーでは、中国側のホストとして彼女のツアーを成功に導く。また、同年に在日中華人民共和国大使館が東京の代々木公園で開催した「チャイナフェスティバル2017」に出演し、中国と日本の文化を結ぶイベントの成功に大きく貢献した。
2018年にはアメリカのテキサス州で開催されるSXSW音楽祭に出演。同年にはドイツでのツアーも果たすなど、世界に向けた活動を開始した。

JICA(国際協力機構)が彝(イ)族に派遣した教師から日本文化を学んだ彼は、流暢な日本語を話すことができる。

好きな食物は「讃岐うどん」。

「月はとても白い(月光白得很 / Moon light is very white)」
中国を代表するシンガーソングライター 莫西子詩(モーシー)の4年ぶりとなる待望のセカンドアルバム。

中国最大の音楽賞の1つである「阿比鹿(Abilu)音楽賞」で2018年度の最優秀賞(「シンガーソングライター部門」でファン投票、メディア・評論家投票、録音技術の3賞を独占)受賞。また、台湾最大の音楽賞の1つ「金音創作獎
(GIMA)」でも2018年度の最優秀賞(海外作品部門)を受賞。
同アルバムは、PANDA RECORDのディレクションにより全て日本でミックスとマスタリングを行い、モーシーの故郷である中国西南地方の少数民族「彝(イ)族」の民族楽器と現代音楽の要素を融合した幻想的なアルバムとなっている。

莫西子詩简介

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来自中国西南地区的少数民族彝族。
2012年,在中央电视台的节目中,以其压倒性的魅力迅速受到各界瞩目,一跃成为人气创作歌手。并于2014年发表首张专辑「原野」。在此作当中,莫西子诗使用了来自他家乡的语言彝族语以及特有的民族乐器,迅速占领各大头条。同时此作也得到习惯了多民族文化交汇的中国听众共鸣,在他们心中成为传奇般的存在。
2017年,在青叶市子中国4城市巡演当中,代表中国歌手作为出演嘉宾的莫西子诗同样贡献了高水准的精彩演出,将巡演推向成功新高度。同年,他在由日本中华人民共和国大使馆于东京代代木公园主办的「CHINA
FESTIVAL 2018」中登台演唱,为中日文化交流做出了积极贡献。
2018年,莫西子诗登上在美国得克萨斯州举办的SXSW音乐节舞台,并于同年成功完成德国巡回演出。至此,莫西子诗开始逐渐被全世界音乐爱好者所熟悉。

莫西子诗从JICA(国际协力机构)派遣到彝族的老师那里接触以及学到了日本文化,现在可以使用流畅的日语进行日常交流。

喜欢的食物「讃岐うどん(赞岐乌冬)」


莫西子诗的《月はとても白い(月光白得很 / Moon light is very
white)》,曾获得中国最知名音乐奖项之一「阿比鹿(Abilu)音乐奖」2018年度最优秀奖(民谣部门最受欢迎民谣唱片,年度民谣唱片,年度民谣唱片录混三奖独占)。并曾获得台湾最大级音乐奖项之一的「金音创作奖(GIMA)」2018年度最优秀奖。
同作品经由PANDA RECORD在日本运作,后期缩混等工作也全部在日本本土完成。是一枚融合了彝族传统乐器以及现代音乐要素的极具幻想感的作品。


〈PANDA RECORD〉

パンダ

中国のアーティストを日本でリリースする音楽レーベル。
2014年設立。
これまで中国を代表するシンガーソングライターのチェン・ビー(程璧)、モーシー(莫西子诗)、リージー(李志)などの作品を日本でリリース。
また、日本人アーティストの中国ツアー招聘なども行っており、中国と日本を音楽で結ぶ活動を継続している。
http://panda-record.com/

チェン・ビーの武漢チャリティーソング「山川異域 風月同天」
http://panda-record.com/?p=1086


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