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89.子どもの「読解力」がすぐ伸びる魔法の声かけ - 本は読まなくてOK!

子どもの中学受験を目指して、日々勉強中。ただ算数や国語で、意味が分からない・・ということが多発。要は読解力が乏しいのだ。
何とか伸ばす方法は・・・と手に取ったのが本書である。

先に著者の石田 勝紀(いしだ かつのり)さん、ってどんな人?
学習塾の創業、学校での常任理事など、教えることのスペシャリスト、のようだ!

石田式の読解力up 5選

1.国語のテスト本文、テスト設問まで、全部親が読む

親が読むなんて意味あるの?が私の所見。でも赤ちゃんが言葉を覚える順番は、聞く→話す→読む→書くの順番。だから子どもが読解力を上げること、も同じ順番で進めるのが効果的だったと分かった。
ポイントは合間で質問を挟む、こと。「あなたならどうする?」「どうしてこんなことが書いてあるのかな?」。段落ごとに「結局言いたいことは何?」と聞いてみる。ポイントはどこかを明確にする。
そして最後まで読み終えたら、「結局どんな話だったのかな?」と全体像をイメージ出来るようにする。読むことに必死になるのではなく、その意味やあらすじ等を理解することの方が、重要であると気づいた。

これやりがち・・だわ。。

2.普段の会話からマジックワード利用する

普段の会話の中で、「なぜだろう」「どうしたらいい?」「要するにどう言うこと」「例えばどういうこと」のキーワードを発する。これらをきっかけに考え出すからです。確かに普段聞かれることは多いけど、親から聞くことは少ない。だったら試してみようと思う。

3.大人言葉置き換えで、ゲーム感覚で養う

ボキャブラーは有った方がいいよね!とそれは分かる。だから、普段の会話から大人言葉を使うようにします。
例)給食何でた?→今日の献立は?
例)クラス誰か休んでた?→欠席者いた?
例)学校のもの準備できた?→提出物の用意は万全かい?

4.5W1Hを意識する

普段の会話もそうだが、今回はTVを主体に考えてみる。ニュースとか自分たちの暮らしに関して、考える訓練をします。受験では、図や表から読み取る問題も多い為です。一緒にニュースを見る機会を作り、少しずつ試してみようと思う。

5.本質の見破り方を学ぶ

「1つ1つの段落は大したことない。」は、著書に書かれた文章である。え?そうなの?ってのが所感。
ダラダラと具体的に書かれていたら、それは単なる具体例である。
あっ、そうなのか。と。
よく分からない抽象的な事が書いてたら、それは誰にも当てはまる抽象案。要は言いたいことに近い、本質に近い、ということである。と。
なるほど。
段落毎に「結果何が言いたいのかな」と問いかけて、1つ1つクリアにすると、大したことないな〜と案外長文も平気だったり、するようです。

最後に。

間違っても否定はしない。「そういう考え方もあるんだね」と認め、「じゃあみんなが答えそうなのはどれかな…と」。

自分の意見と異なる意見があることを知る事が大事。そして筆者の言いたいことと自分の思うこともまた異なる。その気づきが大事である。

普段の会話から出来ることあるし、少しの意識で気軽に始めれるので、まずはトライしてみようと思う。

分かった!の為に。

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