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なぜ哲学を勉強することに行き着いたのか。

 濃厚接触者になり、自宅待機を余儀なくされました。昨日は、ちょうど解除日だったわけですが、勤務は控えるように言われたので、実質自宅待機6日目になりました。とほほ。
 そんなわけで、退屈しのぎとして、昨日は、インスタライブをしながら、4時間ぶっ続けで勉強してみました。(高校の親友がほとんど付き合ってくれて嬉しかった。)充実してましたね。楽しかった。哲学の勉強を3時間、現代文を1時間やりました。
 勉強を開始すると、昨年度の同僚がコメントをくれました。その質問が、
「今、勉強している内容を、なぜ勉強しようと思ったのですか?」
 というもの。
 非常に良い質問をしていただきました。私は、「なんでだっけ、、」と悩んでしまいましたが、その時は咄嗟に「物事の根本を知ることで、自分の固定観念をぶっ壊すところに面白さがあるから。」「考える力を身に付けたいから。」と答えました。
 
うん、我ながら良い回答をしたな、と思ったけれど、この理由は、勉強を始めたからこそ言えるもの。では、なぜ私は、哲学を学ぶに至ったのでしょうか。具体的な本を紹介しながら、過去を思い返してみたいと思います。

1.投資を始める

 ちょうど、資産形成とか、資本主義が終わるとか、そういったことが流行り始めた頃。私も、「お金が欲しい。」という欲望のまま、投資について学び始めました。その時に、出会った本が、「マネーの公理」とか、「いま生きる資本論」です。

 左は、投資心理の話で、右が資本論を知ってより良く生きましょうという話。

2.佐藤優に出会う

そして、私は、右の本の佐藤優氏に興味を抱くことになります。なんてたってすげえ頭がいいんだなってことが本書から伝わってくるのです。知の巨人だなって。そんな人になりたい。頭よくなりたい。と思って、次に、佐藤優氏の「読書の技法」を読みます。

 その名の通りの本なのですが、ここで佐藤氏の学びが哲学から始まったことを知ります。(確かそうだったと思う)そこで、紹介されたのが、「世界十五大哲学」でした。知の巨人の後を追いたいと思う一心で、購入しました。その後も佐藤氏が著書で紹介している本を漁りまくっていたのを覚えていますが、唯一今でも勉強を続けようと思っているのがこの本なのかなと思います。

3.哲学と出会う

 ここから、哲学の面白さに惹かれていったのだと思います。「世界十五大哲学」だけでは、理解できないことを他の本で、補い、またその本で理解できないことを別の本で補い、、、、という形で、次々と哲学の本を読みました。そのほとんどが理解の難しさに途中で投げ出してしまうものばかりでしたけどね。

4.「頭よくなりてー」

 ここまで、哲学を勉強するまでに至った経緯を探ってみました。出発点に戻ると、そこにあったのは、単純に「頭よくなりてー」という欲望でしたね。自分の中にある劣等感がそうさせてくれたのかもしれません。これを向上心と呼ぶのか、羞恥心と呼ぶのかは、わかりませんが。

5.終わりに

 これからも、地道ではあるけれど、哲学の勉強を進めていきたいと思います。仕事関連の勉強もしながらなので、いつになるかわからないけど、自分の中で体系的な知識になることを願って・・・。
 

※哲学は、対話者が必要だと言います。一人では独善に陥ってしまうからだそうです。私と一緒に哲学をしてくれるお友達大募集してます。


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