男のスキンケアについて
今年になって初めて美容外科に行った。
顔にニキビができて、なかなか治らないので
診てもらったのだが、診断結果は「粉瘤」というものだった。
粉瘤というのは、皮膚の下に出来る「にきびの袋」で良性の皮下腫瘍。
球状の固まりとして触れ、皮膚を動かすと、できものも動き(可動性がある)、
真ん中に黒い毛穴の開口部が見られる(コメド)こともあるらしい。
高校の時から顔のニキビが気になり、
当時はある程度大人になれば治るだろうと思っていたが、
28歳現在も同じくニキビに悩まされている。
最近男性用のスキンケア用品も多く出回っており、
男性の意識の変化も感じるので、
同じような悩みの方も多いと思う。
そこで、綺麗な肌を保つためには何が必要か調べてみた。特に気になったのが、韓国人の美容法だ。私の友人の韓国人男性も、つるりとした羨ましいほどの肌の持ち主であることから、韓国人のスキンケアに秘訣があると感じたからである。
調べた結果、秘訣は二つある。
一つは紫外線対策だ。
肌のダメージの70%は紫外線が原因と言われている。
韓国人は日焼け止めなどの紫外線対策をしっかり行っている方が多い。
また、紫外線は韓国人と日本人の肌の水分量の違いにも影響している。
日本も韓国も同じように四季があり、冬に水分量が少なくなることは共通しているが、夏は日本人は水分量が減るのに対し、韓国人は増える。
これは、韓国の7-8月が梅雨となり日照時間が日本に比べて減る、すなわち紫外線を受ける時間が減るからである。
紫外線によるバリア機能低下を軽減させることができれば、肌の水分量を保ち良質な肌を維持できることにつながる。
二つ目は食事だ。
韓国人は、野菜を日本人の2倍近く摂取している(たしかにサムギョプサルやビビンバなど、野菜を美味しく食べているイメージがある)。
さらに発酵食品であるキムチも欠かさない。
発酵食品には美肌・健康効果が多く含まれている。
抗酸化作用が高く、体のサビを除去するため、アンチエイジング効果が期待できる。
スキンケアでは紫外線対策と保湿を重点的に行い、
食事には野菜と発酵食品を必ず入れる。
このあたりを少しづつ日常生活に取り入れていこうと思う。