【知識を操る 超読書術 著者:Daigo 】を読んで
こんばんは。
本日は、メンタリストDaigoの著書である、【知識を操る 超読書術】を読んだので、その内容と感想を書きます。
私がNoteを始めたきっかけは、記事を書くというアウトプットを通じて、自信の記憶力を向上させたいと思ったからです。
読書においても、日々の仕事においても、一度触れた情報が時間の経過とともに、急速に失われていくことに不安を抱いています。
同じような感覚をお持ちの方も少なくないでしょう。
そうした課題を解決に近づけてくれる著書となっています。
本書は記憶のメカニズムや、記憶力向上のテクニックなど、盛りだくさんなので、ここでは「本で触れた情報をいかに記憶として定着させていくか」という観点で、私が重要(かつ実践できそう)だと思った3点まとめてみました。
本を読む準備をする
本から得た知識をアウトプットできるかどうかは、7割が「本を読む準備をしているか」で決まります。
なんとなく手に取った本を読んでいる場合と、明確な目的意識を持っている場合とでは、記憶力に大きな差が生まれます。
なぜ自分はこの本を読むのか、この本からどのような知識を得たいのか。
このように自問して、「得たい知識」を明らかにすることが重要です。
そもそも人は自分を変えたいという気持ちから本を手に取ります。
本を読もうと思い立つことは、心が変化を求めているサインなので、そのサインを敏感に感じ取り、目的として言語化するまで考えるといいです。
アウトプットを具体的に想像する
読んだ後のイメージが明確であれば、集中力が高まり、本の吸収力が高まります。
人間が集中状態(フロー状態)になるのは、二つの条件だけで、一つは、目の前に危険が迫っているとき。二つ目は「自分の成長」や「自分の生存」に役立つスキルが得られそうだとイメージできる時。
必要な知識が自身の中に無い=ぜっぱ詰まっている状態を作り出し、「何としても欲しい知識を得る」というモチベーションを持つことが、集中力の向上、ひいては記憶力の向上につながります。
好奇心のギャップを利用する
「自分があらかじめ持っている知識」と「本の中に書かれた自分が知らない知識」の差を意識することが好奇心を刺激し、内容が記憶に残りやすくなります。
人は興味のあることに触れ、好奇心が掻き立てられると、脳の「報酬系」と呼ばれるエリアが活性化されます。
記憶力を司る「海馬」は、報酬系に隣接しており、報酬系の活性化の影響をうけて活発に動き出すことで、記憶力がアップするという仕組み。
好奇心を上げる方法として、著者の情報を集めるというアプローチもあります。
著者の略歴や写真などをチェックし、著者のキャラクターを知る。
そして、著者との「対話」として読書を楽しむ。
話しが面白い時は、それを人に伝え、面白くない時には文句を言う。
読書を会話形式にすることで、情報と感情が結び付き、記憶に定着しやすくなります。
最後に
いかがでしょうか。
読書以外にも使える技であるように思います。
目的意識を持つこと、アウトプットを明確にイメージすること。
これなんかは、仕事でも大いに成果につながる手法だと感じています。
私も目の前の業務に熱中するあまり、見当違いな方向に進んでいたり、大きな後戻りが発生してしまうこともあります。
目的意識とアウトプットの明確化をすることで、このような無駄な作業や、タイムロスをなくし、成果に直結する仕事ができるようになるのではないでしょうか。
記憶力の向上だけでなく、日々の仕事の姿勢にも、いいアドバイスをくれる良本でした。
本書には上記以外にも、本を読む中でのユニークなテクニックなども紹介されていますので、気になった方はぜひ読んでみてください。
それでは、また。
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